スバル、WRXのエンジンを搭載した「レヴォーグ STIスポーツR」を日本で初公開

スバル

スバルは、WRX S4と並んで、JDM仕様のレヴォーグを発表しました。このレヴォーグは、一連のマイナーアップデートに加えて、スポーティな4ドアの兄弟車に搭載されている2.4リッターのターボエンジンを搭載したSTI Sport Rトリムレベルを追加しました。

現行のレヴォーグは、2020年に発表されました。スバルグローバルプラットフォーム、いくつかのボディパネル、インテリアをWRXと共有していることから、STIバッジをつけるにふさわしいモデルといえるでしょう。ただし、JDMスペックのWRX S4と同様に、レヴォーグも本格的なSTIではなく、パフォーマンスの向上と若干スポーティなスタイリングをもたらすSTI Sport Rというトリムレベルが用意されています。

ターボ付きの2.4リッターエンジンは、最高出力271ps(202kW / 275PS)、最大トルク375Nmを発揮します。そのパワーは、バーチャル8速マニュアルモード付きCVTトランスミッションと、スバルのシンメトリカル全輪駆動により、4輪に送られます。また、電子制御ダンパーやドライブモードセレクト(Comfort、Normal、Sport、Sport+、Individual)も装備されています。

ただし、STIエンジンを搭載したすべてのレヴォーグにWRXエンジンが搭載されているわけではありません。2.4Lエンジンを搭載しているのはSTI Sport Rのみで、STI Sportには標準の1.8Lエンジンが搭載されています。このエンジンもターボチャージャー付きで、前モデルと同じ174ps(130kW / 177PS)と300Nm(221lb-ft)のトルクを発生し、CVTリニアトロニックトランスミッションを介して4輪に送り込まれます。

デザイン的には、2022年のスバル レヴォーグは、すでに知られているものとあまり変わりません。すべてのSTIグレードは、グリルとテールゲートのSTIバッジ、アルミスタイルのスキッドプレートを備えたわずかにスポーティなフロントスプリッター、18インチのアルミホイール、わずかに大きくなったデュアルエキゾーストパイプによって視覚的に区別されます。

インテリアでは、上級グレードに本革シート、センターコンソールに11.6インチの大型インフォテイメントタッチスクリーン、STIバッジ付き本革巻ステアリングホイールの後ろに12.3インチのデジタルメータークラスターが装備されています。

2022年のモデルイヤーのアップデートとしては、レヴォーグにサンルーフのオプション、運転席のスイッチで開閉できる電子制御式テールゲート、上位のトリムレベルで利用できる最新のADASシステム「アイサイトX」が追加されました。カラーバリエーションは、新色のセラミックホワイト、サファイアブルーパール、イグニッションレッドを含む全8色を用意しました。

2022年モデル「レヴォーグ」の日本での価格は、ベース仕様の「GT」(1.8L AWD)が3,102,000円から、同エンジンを搭載したフラッグシップモデル「STI Sport EX」が4,092,000円からとなっています。レヴォーグSTI Sport Rは4,389,000円、最上級グレードのSTI Sport R EXは4,774,000円となっています。ちなみにこの価格は、同等の4ドアモデルであるWRX STI Sport R EXよりもわずか5ドル高いだけです。

【参照】https://www.carscoops.com/

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