日産、「チル」「サーフ」「ハング」「マックス」4つの電動コンセプトカーを発表

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日産自動車は、「日産アンビション2030」を発表し、10年後までに23台の電動モデルを導入する計画を明らかにしました。そのうち15台は内燃機関を使用せず、2028年度までに少なくとも1台は固体電池を搭載する予定です。横浜を拠点とする自動車メーカーは、EVアジェンダを発表するだけでなく、4つの電動コンセプトカーを公開しました。

まず「Chill-Out」は、「Ariya」よりも一回り小さいサイズのクロスオーバーです。ハッチバック型からクロスオーバー型に移行することが決定している次世代リーフの、初期のプレビューになるかもしれません。CMF-EVプラットフォームを採用し、日産の用語で四輪駆動の電気自動車を意味するe-4orceシステムを搭載しています。市販モデルは2025年に登場する予定です。

サーフアウト・コンセプトは、電気自動車のシングルキャブ・ピックアップトラックの形をしており、かなり広いベッドと、黒いプラスチックのクラッディングが施されたがっしりとしたホイールアーチが特徴的です。日産によると、デュアルモーターAWDで数段階の出力調整を行うことで、真のオフロード性能を実現することを想定しているとのことです。

数ヶ月前にAutomotive Newsが発表したレポートによると、日産は実際に電気自動車のコンパクトトラックを検討しているそうです。しかし、日産の米国販売・地域事業担当副社長であるジュディ・ウィラーも、その可能性を否定していません。「いろいろなことが議論されています。今のところ、真剣な話し合いが行われているかどうかはわかりません。しかし、そのようなことが起こる可能性はあります。ピックアップの分野は興味深いですね。すべてのギアを積んでオフロードを走れるような、ライフスタイルに合った車を求める消費者が出てくるでしょう」。

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