日本自動車大学校は、この日産リーフ「NGRコンセプト」を2040年に若者が望んでいるものだと考えています

日産

現在開催中の2022年東京オートサロンでは、日本自動車大学校(NATS)の学生がスズキ・ジムニーを5ドアに改造した「キムンカムイ」が注目を集めたが、彼らのラインナップには、他にもかなりワイルドなクルマがあった。

そのひとつが、「次世代レトロフューチャー」をテーマに、日産リーフのボディを大きく改造した「NGRコンセプト」だ。

このコンセプトは、「EV世代」と表現される2040年代の若者のためのクルマとして想定されたものです。学生たちがベースとして選んだのは、現在も日本で最も人気のある電気自動車のひとつである2代目日産リーフです。

ボディパネルが一切残っていないため、見た目にわからないほどの改造が施されています。実際、リーフから受け継いだ外装部品は、グリーンハウスとルーフだけだ。NGRのハイライトは、初代MINIカントリーマンから流用したキュートなヘッドライトと、フィアット500から流用したレトロなテールライトです。

その他、フロントエンドは、ノーズが突き出たカスタムバンパーを採用し、インテークを完全に排除しています。フェンダーは、ボタン操作で開くためハンドルのないドアと並んで広がっています。後部には、クロームで囲まれたフィアット製のテールライト、奇妙な形のスポイラー、そしてディフューザーのような形状のリアバンパーがあります。SF映画に出てくるプロップカーのように、全体的に肥大化した印象だ。

エアフォース製のエアサスペンションでローライダースタイルを実現し、ホワイトにペイントされた19インチのRotiform LAS-RエアロホイールにToyo Proxes Sportタイヤを装着して、奇抜なルックスを完成させました。インテリアは、K-Specの特注カバーで覆われたレカロシートで、それほど奇妙なものではありません。

これだけ近未来的なルックスでありながら、日産リーフの足回りには手をつけていない。つまり、NGRコンセプトには、148ps(110kW/150PS)と320Nm(223lb-ft)のトルクを発生する電気モーターがフロントアクスルに伝達される純正品が搭載されています。バッテリーについては、WLTPで270km(170マイル)の航続距離を実現する40kWhのリチウムイオンユニットがベースになっているようです。

NATS NGRコンセプトは、あくまでもショー用に作られたワンオフのデザインスタディであり、日産リーフ用のアフターマーケットボディキットに類似品がすぐに登場することはないでしょう。

【参照】https://www.carscoops.com/2

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