トヨタ「タンドラ」「セコイア」、パワーステアリングが故障しオイルが漏れるおそれがあるとしてリコールを実施

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トヨタ自動車の「タンドラ」および「セコイア」において、パワーステアリングが故障し、オイルが漏れるおそれがあるとして、米国で22,000台以上のリコールを実施します。

調査の結果、パワーステアリングラックハウジングのエンドストッパーとオイルシールを固定しているサークリップが不適切に加工されている可能性があることが判明しました。そのため、オイル漏れやパワーステアリングの喪失を誘発し、衝突の危険性が高まるおそれがある。

トヨタのリコール告知によると、サークリップが収まる溝を加工するために使用された4つの装置のうち1つが、切削工具の歯が破損していたことが問題の引き金になったことが明らかになりました。

今回のリコールは、2021-2022年モデルの「セコイア」と2021年モデルの「タンドラ」、合計22,462台が対象となります。タンドラの対象モデルは2021年7月28日から2021年10月25日の間に製造されたものであるのに対し、セコイアの対象モデルは2021年8月5日から2021年10月18日の間に製造されたものです。

興味深いことに、パワーステアリング・システムの不具合については、2回目のリコールも実施されており、今回は不具合のあるサービスパーツを受け取った151台のタンドラとセコイアが対象となっています。この2度目のリコールは、2007年から2021年のタンドラと2008年から2022年のセコイアの一部モデルに影響します。

最初のリコールに該当するオーナーには1月22日までに通知され、小規模な2度目のリコールに該当するオーナーには2月21日までにこの問題について警告される予定です。

トヨタ・タンドラは、9月に2022年モデルとして改良され、大胆な外観を持ち、旧モデルの5.7リッターV8を捨てて、2つのツインターボ付き3.5リッターV6モデルが採用されました。

【参照】https://www.carscoops.com/

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