日産は、キャンピングカーの世界に何度か足を踏み入れましたが、キャンピングカーの世界に響くような名前ではありませんでした。しかし、ミニバンのプリマスターをベースにした新しいキャンピングカーを発表し、その可能性を示しました。経験豊富なキャンピングカーコンバーター、デスレフス社との提携により、日産はフォルクスワーゲン・カリフォルニア、メルセデスベンツ・マルコポーロ、フォード・ナゲットのようなキャンピングカーに対抗する準備ができていることを示しました。
プリマスター・シーサイド・バイ・デスレフスのコンセプトは、多くのキャンピングカーに採用されているリアベンチの代わりに、調節可能なレールマウント型のキャプテンチェアを採用したことです。このシートは、必要に応じて移動または取り外すことができ、荷物のためのスペースを追加することができます。さらに、シートを追加購入することで、ピープル・キャリアとして使用することも可能です。
キャンピングカーでは、ポップアップルーフと大人4人が乗れるベッドを2つ装備しています。キャビン内に折り畳める200×125cmのロワーベッドと、ポップアップルーフの下に収納できる189×125cmのアッパーベッドがあり、開放して新鮮な空気を取り込むことができます。
キッチンは、2口ガスコンロとシンク、36リットル冷蔵庫を備え、もちろん収納スペースも充実しています。取り外し可能なダイニングテーブルは、回転式のフロントシートにより、家族全員で使用することができます。
シーサイド」は、日産プリマスターのパネルバン「テクナ」をベースに、150馬力または170馬力の2.0リッター・ディーゼルエンジンを搭載したキャンパーバンです。また、お客様のニーズに応じて、6速オートマチックトランスミッションまたはマニュアルギアボックスを設定することができます。
もちろん、ヨーロッパで発売された他の多くのキャンピングカーと同様、プリマスター・シーサイドが米国で発売される可能性はほとんどありません。今年の夏からプリマスター・シーサイドを購入できる最初のお客様は、ドイツにお住まいの方です。日産は欧州の他の市場も探っており、フランスがその候補のひとつとされています。
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