スバル BRZコンセプトカーがカーボンニュートラルな合成燃料を使用したレーステストを日本で実施

スバル

ゼロ・エミッション時代に内燃機関を存続させるため、日本をはじめ世界各国の自動車メーカーが合成燃料に着目していますが、スバルもその一翼を担っています。スーパー耐久シリーズ2022に、カーボンニュートラル燃料を使用した特別仕様のBRZで参戦することを発表したのです。

モータースポーツは、新しい技術を試すのに最適なフィールドです。そこで、Team SDA EngineeringによるSUBARU BRZ CNF Conceptが、3月19日、20日に鈴鹿のグリッドに加わります。スバルによると、この車両に搭載される技術の開発には、技術本部の100名以上のエンジニアが参加し、テストやトレーニングに使用される予定です。

新燃料に対応するため、SUBARU BRZ CNF CONCEPTのエンジンはマイナーチェンジされました。その他、レースで必要となるロールケージなどの安全装備も追加されています。最後に、白いボディにスバルのエンジニアの情熱を象徴するブルーとカーボンニュートラル燃料を象徴するグリーンを使用し、レーシングステッカーを貼った特別なカラーリングです。

カーボンニュートラル燃料とは、二酸化炭素と水素、そして非食用のバイオマスを原料として作られる燃料のことです。この燃料は、その名の通りカーボンニュートラルではありませんが、その原料は再生可能エネルギーで製造され、製造と輸送はゼロエミッションで行うことが可能です。

この燃料は、ガソリンの日本工業規格(JIS)に適合しているが、二酸化炭素の排出はほぼゼロになる。これは、トヨタが水素で動く実験用モーターについて言っていることと同じである。このようなソリューションにより、内燃機関は進化を続けながら、自動車メーカーが待ち望んでいたカーボンニュートラルの達成に貢献することができるのである。

【参照】https://www.carscoops.com/

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