このミッドエンジンFRエクリプスは三菱が過去に製造したどの製品よりも魅力的です

三菱

三菱エクリプスGSXが生産中止になったときは、悲しかったですね。あの流麗なモデルは、4輪にパワーを送るパンチの効いたターボチャージャーのスポーツカーだったが、二度と戻ってくることはなかった。そのエクリプスのミッドエンジン版、後輪駆動版を作ろうと決めた男がいる。

その最終世代は、デザインこそエクリプスファミリーの頂点を目指していたが、ドライブトレインはそうではなかったというのは有名な話だ。ターボチャージャー付き4気筒エンジンと全輪駆動の代わりに、3.8リッターV6と前輪駆動を採用した究極のモデルである。

スピードファーム・パフォーマンスのジェームズは、パワートレインを車体後部に移動させることで、この問題を自ら解決することにしたのです。彼もまた、それを複雑にしすぎたわけではありません。横置きエンジンとトランスミッションを、前車軸ではなく後車軸を駆動する位置に戻しただけなのです。

もちろん、構造を構築するための治具を自作する必要がありましたが、実はこのクルマ、リアに同じフロントサブフレームを使用しているので、一部のパーツは以前と同じようにボルトオンで取り付けられるのだそうです。実は、このクルマ、かなりの部分がノーマルのままなのだ。ヒーターもワイパー液もABSも全部つながっている。足まわりもノーマルのままだ。しかし、ここでちょっとおかしな問題が発生する。

エンジンが動くと、約362kgの重量が車から取り除かれます。サスペンションがノーマルなので、ちょっとしたリフトアップキットを装着したように見えるのです。将来的にはローダウンの予定もあるそうで、そうなるとスラム化した車というより、ノーマルのエクリプスのように見えるはずです。

エンジンの出力は279ps(205kW)で、最終的にはターボチャージャーで600ps(441kW)くらいを目指すそうです。オリジナルのパワーとはちょっと違うが、アウディR8並みのパワーを発揮するエクリプスであることは間違いない。

インテリアも純正に近いものにする予定だ。三菱がエクリプスの名を冠したクロスオーバーではなく、このような車を作ってくれたらと思うと、言葉では言い表せないほどだ。

ジェームスさんのお話と画像、ありがとうございました。

【参照】https://www.carscoops.com/

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