トヨタAE86にGRヤリスのエンジンを搭載

トヨタ

日本のチューニングハウスは、すでにGRヤリスのエンジンをAE86に落とし込み、非常識なほど細部にこだわった壮大なドリフトマシンを作り上げています。

Daddy Motor Worksは2013年にオープンし、以来、入手困難な車両のカスタマイズを行う拠点となっています。大藤邦弘氏がオーナーを務める最新プロジェクトは、新型GRヤリスのエンジンを搭載したドリフトマシンだ。

搭載されるのは、イニシャルDファンなら誰もが憧れるAE86「トゥルーノ」の兄弟車、1980年代のAE86レビンハッチバック。ヤリスのG19エンジンは、1.6リッターの3気筒ターボで257psを発生するが、音さんがブーストアップしてその数値をアップさせたのは間違いないだろう。

パワーはトヨタGT86用の6速MTで後輪に送られる。日産のL型ベルハウジングにG19エンジンを搭載するために、大藤さんはカスタムアダプターを製作し、そのアダプターをトランスミッションに装着している。

そのため、ステアリングラックを前方に移動させ、スピンドルを特注で製作した。車体はそれほど大きくないのに、エンジンルームに収まったエンジンはとても小さく見える。フルエキゾーストの代わりにボンネットを貫通するパイプを装着している。

また、内装は安全性と剛性を高めるためにフルケージ化されています。トヨタ・スープラのマットグレーの専用色で仕上げられ、ステッカーはGRスープラのレースカーを参考に、ヘッドライトから後方に伸びるブラックとクロームのストライプが施されています。

しかし、サイドミラーやフェンダーフレア、リヤアクスルなど、AE86のボディに合わせて作られたチープなパーツが多く使われています。

フロントブレーキはR32スカイラインGT-Rの300mmローター。このブレーキをAE86のボディに装着するためには、専用のブラケットを製作しなければならない。フロントは16×9、リヤは16×10というスタッガードサイズの6本スポークホイール「シブロン」を装着して完成です。

ダディーモーターワークスでは現在2台のAE86を製作中で、1台は練習用、G19搭載モデルは競技用として使用するとオーナーの尾藤さんは話す。また、グレーのAE86はドラッグレースにも挑戦してみたいとのことで、具体的にはローンチコントロール機能を搭載していると大戸さんは説明する。

【参照】https://www.motor1.com/

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