トヨタ、GRカローラの独占販売を継続、”One Too Few “の生産に踏み切る

トヨタ

トヨタの新型GRカローラは、売れ行きが期待できそうな手強いマシンのようだが、日本ブランドはこのマシンを独占的に使用できるようにしたいと考えているようだ。

Road and Trackの取材に応じたトヨタのマーケティング担当副社長マイク・トリップは、GRカローラの生産台数は「少なすぎる」だろうと語っている。この戦略は、スーパーカー・メーカーが需要を高めるために供給を少なくするのと似ている。

トリップ氏は、トヨタ自動車の元町工場での生産能力とは関係なく、GRカローラを独占的で魅力的な車として維持したいブランドであると述べた。

トリップは、「このクルマの制限要因は、私たちの生産能力とは言い切れません」と語った。「ニッチな信頼性を維持するために、細心の注意を払っているのです」。

トリップ氏によると、GRカローラの年間生産台数は約8,000台で、2023年は生産が拡大するため約6,000台の生産となるようです。

トヨタは、生産台数を比較的少なく抑えるとともに、GRカローラの限定車や特別仕様車も発売する予定です。その第一弾が2023年モデル限定の「サーキットエディション」で、カーボンファイバー製のパーツや巨大なリアウイングを多数装備しているのが特徴だ。生産台数に明確な上限はないが、トヨタによると、ほとんどのディーラーに用意する予定で、その数は1,250台程度になるという。

「このようにニッチなものに関しては、すべてのディーラーに手に入れる機会を与えることが重要なのです」とトリップは言う。「計算すると……保証はできませんが……すべてのディーラーにスペシャルエディションを用意するとなると、1250台くらいになりますね。つまり、6000台から8000台くらいの総販売台数と、そのうちの1250台のスペシャルエディションがあれば、ちょうどいいバランスになると考えています。ただ、生産台数に限りがあるため、1台でも少ない方が我々の目標になります。”

トヨタはまだGRカローラやサーキットエディションの価格や入手方法を発表していないが、もし一刻も早く欲しいのであれば、すべて埋まってしまう前に急ぐ必要がありそうだ。

【参照】https://www.carscoops.com/

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