トヨタが伝説のクラウンセダンをSUV化し、米国に導入すると報道される

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トヨタを代表するロングランモデルであるクラウンセダンが、劇的な変身を遂げようとしている。日本の情報筋によると、67年の歴史を持つこの車は、オフロード車やオフロードスタイルの車に取り付かれた市場で存在感を示すため、SUVに生まれ変わろうとしているという。

ロイターは、トヨタの計画に詳しい3人の人物を引用して、新しいSUVは2023年夏から日本、中国、米国で販売されると述べている。しかし、2月に見たリークされた米国のディーラー書類では、米国のトヨタディーラーは2022年10月にクラウンモデルの販売を開始すると主張している。

正確なパワートレインの詳細は不明ですが、報道によると最初に登場するのはガソリンハイブリッドモデルで、中国と北米で提供される予定です。プラグインハイブリッドモデルは日本国内向けとしており、米国での販売については言及されていない。

1年後の2024年には、完全な電気自動車のクラウンSUVが登場する。しかし、ロイターが取材した情報源のうち2人は、トヨタはまだこのEVの輸出計画を確定していないと言っている。しかし、世界市場が完全な電気高級車を受け入れていることを考えると、日本国外にEVを送り出さないのは奇妙な動きだろう。

SUV形式への切り替えは、近年販売が低迷しているクラウンの魅力を拡大するが、伝統的な3ボックスセダンを愛する少数のトヨタ購入者にも朗報がある。トヨタは、新型クラウンSUVの隣に新型クラウンセダンも導入するというが、サルーンも米国に進出するかどうかは不明だ。

クラウンは本国では後輪駆動と全輪駆動のプレミアム高級セダンで、レクサスLCやLSと同じプラットフォームで作られているが、中国ではサブブランドとして、トヨタハイランダーのリバード車などにクラウンの名前を使っている。

1958年にトヨペット・クラウンとして発売され、トヨタ初の米国向けモデルとなったが、米国人はこのセダンが国産車より遅く高価であると感じ、3年後に市場から撤退している。

【参照】https://www.carscoops.com/

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