2023年 新型三菱コルト、ティーザーを基にしたレンダリング画像は見覚えのあるものばかり

三菱

2020年7月末、三菱は新商品を投入せず、欧州での活動を終了することを発表した。しかし、キャプチャーに相当するルノー製の新型ASXが2023年初頭に発売されることを考えると、同社は考えを改めたようだ。同年末には生まれ変わったコルトが加わり、これもダイヤモンドのロゴを持つ同社製のクリオをリスキンしたものになるという。

最近予告されていた新型コルトは、コルサが公開した投機的なレンダリングで復活し、そのフランスとのつながりとの違いを見せている。コストを低く抑えるために、三菱がドア、ボンネット、ルーフといったボディパネルの一部を変更する可能性は極めて低いと思われる。とはいえ、三菱は、コーポレート・グリルや再彫刻されたバンパーとともに、再設計されたヘッドライトとテールライトを取り付けることによって、そのスーパーミニに新鮮な外観を与えることを試みるだろう。

ティーザー画像では、コルトのCピラーにある「隠し」リアドアハンドルが目立ちましたが、これは機械的に関連する日産マイクラと共通するデザイン上の特徴を表しています。後者は2025年に電気自動車のサブコンパクトハッチバックに取って代わられるため、時間的猶予のある存在である。欧州ではルノー・クリオの方がはるかに人気があることを考慮すると、三菱版がどれだけ成功するかはまだ分からない。

ティーザー画像ではドアに「Hybrid EV」のバッジが確認できたことから、2023年のコルトは電動パワートレインを搭載して提供されることが示唆されている。具体的には、クリオE-Techハイブリッドからハードウェアを借用するはずである。この小型ハッチは、1.6リッター自然吸気エンジンと電気モーターを組み合わせ、140psというそこそこの総合出力を発揮する。もちろん、ディーゼルエンジンの時代が本当に終わったことを納得させるために、この車のハイライトは燃費である。

ASXとコルトが欧州での三菱の存在感を高めることになるのか、それともこの2つの製品がルノーのドナー車に食われることになるのかは、時間が解決してくれるだろう。ルノーや日産との提携を生かしながら、旧大陸に張り付くというのは、恥ずかしながら努力の賜物だ。10年後までに35車種以上のEVを投入することが、このトリオの仕事である。

【参照】https://www.motor1.com/

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