2022年型トヨタ「タンドラ」、寒さでバックカメラが切れる可能性

トヨタ

トヨタは、タンドラ・ピックアップトラック18,101台について、特定の気象条件下でバックアップカメラが停止する可能性のある不適切なプログラミングのため、リコールを行う必要があります。

この問題は、今年1月に報告され始め、その後、寒冷な条件で発生しやすいことが判明したため、北部の州の人々に警告するもので、2021年5月10日から2022年4月13日までに製造されたトラックをリコールする必要があります。この問題は、カメラと車両のECUを接続する電気系統に関連しています。

この問題は、車両の周囲に配置された多数のカメラで構成されるパノラミックビューモニターシステムを搭載した2022年式タンドラに影響します。このシステムには、駐車支援ECUを使用して、必要に応じて特定のカメラからの映像を作動させ、できるだけ親切な画像を表示する機能があります。しかし、誤ったプログラムにより、いくつかの問題が発生しました。

寒冷地では、車両の始動時に1つ以上のカメラ信号が許容電圧のしきい値を超える可能性があります。その場合、バックカメラの画像は送信されず、トラックはすべての新車にバックカメラの搭載を義務づける規制に適合しなくなります。

バックカメラが搭載されていることを前提に設計された大型トラックにバックカメラが搭載されていないことは、もちろん所有者にとって不便であり、ドライバーが誤って後方の何かにぶつかる危険性を高めることになりかねません。また、米国道路交通安全局にとってはそれほど問題ではないのですが、この症状はバックアップカメラだけでなく、トラックに搭載されているすべてのカメラに影響を及ぼす可能性があることが判明しています。

その結果、5月30日から、トヨタはこの問題をオーナーに通知し、トラックを近くのサービスセンターに返却するよう依頼することになりました。そこで技術者がパーキングアシストECUを無償で再プログラムし、電圧の制限を超えないようにします。

【参照】https://www.carscoops.com/

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