日産、新型「エクストレイル」を発表、2022年7月25日に発売

日産

日産は、2022年7月20日、「エクストレイル」をフルモデルチェンジし、本年7月25日に発売すると発表しました。

「エクストレイル」は、SUV人気の先駆けとなった初代モデル以降、本格SUVならではの力強い走りや利便性の高い装備に加え、各モデルとも時代の先駆けとなる先進技術を搭載して進化を続け、日産を代表する商品としてお客さまに愛されてきました。
4代目となる新型「エクストレイル」は、初代モデルからのDNAである「タフギア」を継承しつつ、新たに「上質さ」を加え、進化した第2世代「e-POWER」と「VCターボ」、そして電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を搭載したことで、まったく新しいSUVへと生まれ変わりました。伝統と革新を融合させた「タフギア×上質」の本格SUVの新型「エクストレイル」は、日常生活からこだわりのアウトドア体験まで、幅広いシーンでお楽しみいただけます。

COOのアシュワニ グプタは、「日産は、長期ビジョン『Nissan Ambition 2030』の中で、商品やサービスの提供を通じて、よりクリーンで安全、インクルーシブな社会を実現するというビジョンを掲げています。このビジョンを達成するために、主要モデルの電動化を推進しており、ホームマーケットの日本においては、新型「エクストレイル」にも「e-POWER」を搭載し、さらに「e-4ORCE」も搭載しました。「エクストレイル」は、日産の電動化戦略をけん引する重要なモデルとしての役割も担っていきます。」と語りました。

商品の主な特長は下記のとおりです。

力強さと静粛性を実現した世界初の「e-POWER」×「VCターボ」
高出力モーターを搭載した第2世代「e-POWER」が力強く、なめらかな走りを実現するとともに、発電用エンジンには日産が世界で初めて量産化に成功した可変圧縮比エンジン「VCターボ」を採用し、常用域から加速時までエンジン回転数を抑え、圧倒的な静粛性を実現します。プラットフォームも刷新し、高剛性なボディと徹底した遮音構造がe-POWERの走りの魅力をさらに高めます。
また、アクセルペダルだけで車速を自在にコントロールできるe-Pedal Stepは、e-POWER車で初めてブレーキ協調制御を採用し、加減速を繰り返す市街地走行に加え、状況に応じて自動的に油圧ブレーキを作動させることで、長い下り坂など、幅広いシーンで快適に運転を楽しんでいただけます。

4WDの概念を変えるe-4ORCEの搭載
日産の電動化技術と4WD制御技術、シャシー制御技術を統合した、電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を新たに搭載しました。前後2基の高出力モーター、左右のブレーキを統合制御することで、4輪の駆動力を最適化し、雪道や山道の走破性に力を発揮するとともに、市街地走行などの日常使いなど、あらゆるシーンや路面状況においてワクワクした走り、そして乗る人すべてに快適な乗り心地を提供します。

<e-4ORCEがもたらす価値>

ドライバーの意のままの走り:路面と車両状況を瞬時に判断し、タイヤの摩擦力を最大限使い切れるように前後モーターの駆動力やブレーキをきめ細かく制御することで、最小限のステアリング操作で思い通りのコーナリングができます。
路面を問わない安心感:オフロードや雪道でも常に最適なトラクションを確保することで、タイヤのスリップやスタックを回避し、スムースな発進・走行を可能にします。
乗る人すべてに快適な乗り心地:市街地走行における減速時において、前後のモーターそれぞれで回生量を調整し、車体の挙動を安定させることで、乗員の頭の前後の揺れを軽減します。
力強く滑らかな走り:高出力モーターがアクセルの踏み込みに素早く応答し、伸びのある加速を実現。高速道路での合流もスムースに行えます。

先進装備をさらに充実
360°全ての方向の安全を確保する「360°セーフティーアシスト(全方位運転支援システム)」を採用しました。新たに追加した「SOSコール*1」や、対向車や先行車の有無に応じてハイビームの照射位置をコントロールする「アダプティブLEDヘッドライトシステム」をはじめとする、多彩な安全技術が、さまざまなシーンで安心なドライブをサポートします。また、高速道路の単一車線での運転支援技術「プロパイロット」に、「ナビリンク機能」を追加しました*2。ナビゲーションと連動し、地図データをもとに、制限速度に応じて設定速度の切り替えや、カーブに応じた減速支援など、ドライバーの操作頻度を軽減します。さらに、駐車時にステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトチェンジ、パーキングブレーキのすべてを自動で制御する「プロパイロット パーキング」が、縦列・並列駐車、車庫入れをサポートします。

堅牢で上質感のあるデザイン

エクステリアは、初代から受け継ぐタフな力強さに、余裕と上質さを感じられるエッセンスを加え、この2つの要素が調和した新しいSUVプロポーションに仕上げました。ヘッドランプは、上段にポジションランプとターンランプを、下段にメインランプを配置し、上質感を演出する2階建ての構造を採用しました。リアコンビネーションランプのシグネチャーは、視認性が高く、無垢のインナーレンズには日本の伝統的な切子パターンからインスピレーションを得た精密でキラキラと光り輝く加工が施され上質さを演出しています。
インテリアにおいても、タフさと上質な心地よさを兼ね備えたデザインを目指しました。コンソール部分を宙に浮かせたブリッジ構造のセンターコンソールには、ラージサイズのカップホルダーを用意し、コンソール下にはティッシュボックスやひざ掛けなどが収納できます。また、アームレストも兼ねるコンソールリッドは収納物が取り出しやすい観音開きとしています。さらに、ロールサンシェードをリアドアに採用し、直射日光を遮ることで室内の快適性を高めています。
ボディーカラーは、2トーン5種類、モノトーン7色の全12色をラインアップしました。中でも、初代から「エクストレイル」のイメージカラーとして親しまれ、新型では深紅のバラからインスピレーションを受けて鮮やかさと深み感を増した、日本市場初となるカーディナルレッドや、シャンパンのような上質でエレガントな色合いのシェルブロンドとスーパーブラックの2トーン、そしてタフで力強さの象徴となるステルスグレーなどが特徴となります。インテリアのシート素材には、ブラックのファブリックに加え、日産が独自で開発を行い初採用となる、しっとりとした肌触りと包まれる心地よさをもたらす次世代シート素材「TailorFit™(テーラーフィット)」、タン色のナッパレザー、そしてスキーやマリンスポーツなどのアウトドアアクティビティに役立つセルクロス®を使用した防水シートの合計4種類を用意しました。


使い勝手に優れた快適な装備

メーターには、2種類の表示モードを選択できる12.3インチのアドバンスドドライブアシストディスプレイを採用しました。また、センターディスプレイに採用されている12.3インチのNissanConnectナビゲーションシステムは、自然な言葉で操作できるボイスアシスタントやAmazon Alexa*3を搭載しており、多彩なサービスでカーライフを快適にします。さらに10.8インチの大型ヘッドアップディスプレイを搭載し、運転中、必要な情報が目線の先に表示されることで、ドライバーは視線を移動することなく、必要な情報を把握することができます。
ラゲッジスペースは、荷室の幅、開口幅を広げることで、荷物の積み下ろしが容易となり、クラストップレベル*4の広さを実現しています。
「エクストレイル」専用にチューニングされた9スピーカーのBOSE Premium Sound System*5が、臨場感あふれる音場を提供します。
100V AC電源(1500W)を装備したことにより、災害時等の非常用電源として、またアウトドアでもお使いいただけます。

「エクストレイル」全国希望小売価格(消費税込み)

駆動 エンジン シート グレード 価格(円)
4WD(e-4ORCE) KR15DDT-
BM46-MM48
2列 S e-4ORCE 3,479,300
X e-4ORCE 3,799,400
G e-4ORCE ☆ 4,499,000
3列 X e-4ORCE 3,930,300
2WD KR15DDT-BM46 2列 S 3,198,800
X 3,499,100
G 4,298,800

 

【参照】https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/release-eeb3fca6e4d3baab92962a71650490a1-220720-01-j

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