日産、「リーフ」の電力を家庭に取り込む充電器を承認

日産

日産自動車は本日、米国で日産リーフに使用するための史上初の双方向電気自動車用充電器を承認したことを発表しました。

Fermata Energy社製のFE-15は、実は2018年に自動車メーカーが初めて展示したもので、今回、リーフで使用するための日産の重要な要件を検証し、合格となりました。そのため、双方向充電器を使用しても、EVのバッテリー保証に影響を与えることはありません。

双方向充電器は、他の機器と同様にEVをポートに接続し、充電することができます。しかし、車のバッテリーからエネルギーを引き出すことも可能です。例えば、ピーク時にはリーフのバッテリーに蓄えられた電力を家庭で使用し、電気料金を下げ、オフピーク時にはリーフに充電し、電力網を安定化させ、電気料金を抑えることができるため、便利です。

日産自動車の2019年グローバルマーケティング・販売責任者であるダニエレ・シラーチ取締役副社長は、「日産エネルギーによって、お客様は電気自動車を単なるドライブにとどまらず、お客様の生活のほぼすべての場面で使用することができるようになります」と述べています。”私たちの日産インテリジェントモビリティのビジョンは、自動車と社会との融合のあり方を変えることを求めており、日産エナジーはそのビジョンを現実のものにします “と述べています。

今ようやく現実となったフェルマータ・エナジーFE-15は、フリート企業に最適で、建物の電気負荷を継続的に監視し、リーフのバッテリーに蓄えられたエネルギーを呼び出すべきタイミングを知るためのデマンドチャージ管理アプリが付属していると日産は述べています。

この双方向充電器は、単なる発電機ではなく、電力網に接続されており、電力会社の需要反応プログラムがある州では、電力網にエネルギーを送り返し、オーナーが電力料金を受け取れるようにすることができる。

日産とフェルマータ・エナジーのいずれも価格は公表していないが、この充電器に関心のある人は、フェルマータ・エナジーのウェブサイトから価格について問い合わせることができる。

【参照】https://www.carscoops.com/2022/09/nissan-approves-charger-that-can-draw-energy-from-leaf-to-power-your-home/

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