2023年 レクサスUX 300eを公開、大型バッテリーで航続距離を延長

レクサス

2019年末に発売されたUX 300eは、レクサス初の電気自動車として永遠に記憶されることでしょう。今年5月に燃焼エンジンを搭載したサブコンパクトクロスオーバーがマイナーチェンジされましたが、今回はそのゼロエミッション車もフェイスリフトされることになりました。サイドドアとバックドアに20カ所のスポット溶接を施し、エンジン車と同様に構造剛性を向上させました。さらに重要なのは、新しいバッテリーです。

従来の54.4kWhのバッテリーを取り外し、72.8kWhの大容量バッテリーに変更しました。レクサスによると、この新型プチクロスオーバーは、欧州のWLTC値で1回の充電で450km(280マイル)以上走行可能とのことです。ちなみに、初代モデルはNEDCサイクルで400km(250マイル)でした。

電動モデルにはヤマハのリアパフォーマンスダンパーが標準装備され、ショックアブソーバーは電動モデル専用に調整されながら、電動パワーステアリングが再チューンされた。もちろん、スタイリングは2023年に改良された従来型「UX」から引き継いでいる。

電気モーターは201馬力(150キロワット)、瞬間トルクは300ニュートンメートル(221ポンドフィート)で前車軸に供給され、兵役に就く。約1,900キログラム(約4,200ポンド)という、(そのサイズからすると)かなり重い車両を動かす必要があるのです。

2023年型UX 300eのインテリアは、レクサスの新しいインフォテインメント・システムに切り替わり、12.3インチのタッチスクリーンは、より高い解像度によって鮮明なグラフィックを提供する。トヨタの高級車部門は、シートヒーターのボタンをセンターコンソールからギアレバーの右側に移動し、よりアクセスしやすくするなどの追加変更を加えました。

カップホルダーの前方にUSB-Cポートを2つ設置し、ワイヤレス充電パッドは縦方向に延長されました。さらに、上部にLEDアンビエントライトを追加しました。レクサスによると、車内の静粛性を高めるために、風切り音や路面からのノイズを減少させることに特別な配慮がなされたとのことです。バッテリーパックが防音壁にもなっているそうです。

欧州では来春からデリバリーが開始される予定です。

【参照】https://www.motor1.com/news/615773/2023-lexus-ux-300e-reveal/

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