トヨタ、2030年までGRの電動化モデルを発売せず

トヨタ

BMWと同様、トヨタもカーボンニュートラルに向けて内燃機関の終焉を急ぐべきでないことを強く主張しています。特に、EVの充電インフラが世界の多くの地域で未整備であることから、人々が自分のニーズに合わせて最適なものを選択できるよう、パワートレインの組み合わせが必要だと考えています。電気自動車の普及は進んでいますが、日本の自動車メーカーはまだ電気自動車をあきらめたわけではありません。

オーストラリアの雑誌『Drive.com.au』のインタビューで、現地の販売・マーケティング担当者は、カローラ クロス ハイブリッドの発表イベントで行われたジャーナリストとの座談会で、電動化への道について語った。ショーン・ハンレーは、トヨタは「バッテリー電気自動車に反対しているわけではない」が、当面は多様な製品を展開することが正しい道であると述べた。彼が言及したのは、ハイブリッド、プラグインハイブリッド、そして燃料電池水素モデルだ。10年後までにはすべての自動車がある程度電動化されるが、例外としてGazoo Racingのモデルがある。

2023年 トヨタ スープラ マニュアル変速機搭載車(欧州)

実際、ハンリー氏は、”2030年までに、GRパフォーマンスカーを除くすべてのトヨタ車に、何らかの形で電動化が行われる “と述べた。この発言は、GR86のチーフエンジニアが、ヤリス、カローラ、86、スープラ以外のGRモデルの追加はないと言ったわずか2週間後に出てきたものだ。今後7年間、すべてが継続されるのだろうか。うまくいけばいいのだが。

トヨタは自分の顧客を知っており、ICEのみのパワートレインにこだわることは、パフォーマンス車を買いたいと思っているエンスージアストにアピールすることになる。そういえば、6気筒のGRカローラがついにマニュアル変速機を手に入れ、ポケットロケットのGRヤリスはGRカローラモリゾーエディションから強力なエンジンを受け継ぐことになった。

GRスーパースポーツはどうなったのだろう?最後に聞いたとき – それは2021年9月だった – ハイパーカーはコンセプトであり、トヨタは “商品化の可能性 “を研究していた。GR86のチーフエンジニアがGRのラインナップを4モデルに絞ると言ったことを考えると、あまり期待しないほうがよさそうだ……。

【参照】https://www.motor1.com/news/616950/toyota-gr-electrified-ruled-out/

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