600馬力のZエンジンを搭載した日産フロンティアのオフロードレーサー

日産

フォーミュラ・ドリフトのチャンピオンである吉原大選手は、最近オフロードレースに興味を持ち始めたそうです。そこで、スポンサーであるENEOSとフィラデルフィアのR/T Tuningが共同で、このワイルドなフロンティアを製作し、SEMAで初公開しました。

JEピストン、マンレー・ターボタフ・ロッド、R/TチューニングV2ターボキット、MBRPアーマープロ・エキゾースト、AMSパフォーマンス・ダウンパイプでエンジンをリビルドしました。

ECUTEK RaceRom ECUのキャリブレーションを行い、最高出力600ps(447kW/608PS)、最大トルク650lb-ft(881Nm)を発生するエンジンとなった。

エンジンが完成すると、次はサスペンションの検討に入る。そこでアイマーエンジニアリングは、吉原とフォーミュラ・ドリフトのクルーチーフの協力のもと、レース用のサスペンションを製作。

CJDレーシングが設計したビルシュタインM9200、アイバッハ製スプリング、CJD製ロングトラベルキット、9インチロッカーアクスルアッセンブリーなどが採用されている。タイヤはヨコハマGeolander M/Tで、Weld Racing Cinchビードロックホイールに装着されています。ブレーキは日産タイタンのフロントキャリパーとDBAローター、パワーストップパッドを使用。

「キング・オブ・ザ・ハマーズに初めて参加して以来、オフロードカーに乗りたいと思っていました」と吉原さんは言います。「Z-Swappedフロンティアの話を聞いたとき、我慢できなかったんです。そして、アイマー社のサスペンションの専門知識と、2022年のSEMAショーに向けたこの素晴らしい車両を製作するための完璧なチームが揃ったのです。誰も私に期待しないでしょうが、SEMAはゴールではなく、始まりに過ぎないのです。オフロードレースで自分がどこに行けるか楽しみだし、ファンもそう思ってくれることを期待している!”。

ジョン・サイバル氏がデザインしたカラーリングとスパルコのレーシングシートを装着したトラックは、吉原選手をオフロードレースの世界へと導いてくれることでしょう。

【参照】https://www.carscoops.com/2022/11/this-nissan-frontier-off-road-racer-is-powered-by-a-600-hp-z-engine/

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