三菱が2018年にフェイスリフト版「D:5デリカ」を発表して以来、しばらく経ちました。三菱のデザイン言語「ダイナミックシールド」を採用した新感覚のスタイリングで、AWC四輪駆動システムを搭載したオフロード対応のピープルホーラーは、日本以外の市場でも愛好家やバイヤーの間でかなりの関心を呼び起こした。
しかし、これまで三菱D:5デリカは、アメリカなどの他の市場では禁断の果実のままでした。確かに現在はタイなどにも輸出されているが、かなり限定的なものにとどまっている。日本での生産は、今のところ風土病のようなものだから仕方ない。
2018年モデル 三菱D:5デリカ
デリカが米国など他の市場で販売される可能性はあるのだろうか?
2022年アジアクロスカントリーラリーのフラッグオフセレモニーで、三菱自動車フィリピン(MMPC)の鈴木隆信副社長に話を聞いたところ、ラリーへの復帰が決定したのだ。
鈴木さんは、デリカが右ハンドル専用であることに言及しました。しかし、特に需要のある国でピープル・ホーラーを提供するために門戸を閉じているわけではありません。
「三菱デリカD:5は、タイなど一部の国に限定して輸出しています。国際的な企業の社用車として使われています。フィリピンでは、今のところ販売されていません。しかし、最も大きなセグメントの一つであるバン・セグメントでの市場性を検討しています。
「今のところ、三菱はSUVとピックアップに注力しており、次年度には新型ピックアップと新型SUVを2車種発売する予定です。バンをラインナップに加えることは、今後も検討していきます」(鈴木さん)。
三菱XFCコンセプトは、近い将来発売される2つのSUVのうちの1つです。
【参照】https://www.motor1.com/news/622897/mitsubishi-delica-left-hand-drive/
コメント