次期「マツダ ロードスター(MX-5 Miata)」、排出ガス規制に対応するためハイブリッド搭載へ

マツダ

マツダMX-5ミアタは、市場に広く出回り、比較的手頃な価格で購入できる数少ないオープンスポーツカーです。そのMX-5ミアータに新型が登場します。ハイブリッドパワートレインは、このモデルを再びラインナップに残すための大きな変更点のひとつとなるかもしれません。

ユーロ7の排出ガス規制は、マツダが新型ミアータを開発する際に考慮した大きなポイントです。

マツダ ビジョン スタディ コンセプト

“マツダの取締役専務執行役員である青山泰弘氏は、「先日発表された欧州でのステージ7に関する新しい法律の施行も大きく影響しているはずです」とWheelsに語っています。”ですから、ステージ7の内容についてはまだ調査中ですが、その時は我々のMX-5にも影響を与えるでしょう。”

青山は、より厳しくなる排ガス規制をクリアするためのソリューションとして、ハイブリッドを考えています。

“その時は、何らかの電動化になるので、熱狂的なファンの期待を裏切らない、将来のMX-5に最も適した戦略を検討する必要がある “と述べた。

ミアタの電動化については、青山の発言が初めてではない。2021年、マツダの広報担当者はMotor1.comの取材に対し、次世代ミアタの電動化を意図していることを確認した。”マツダは、2030年までに全モデルに電動化の形態を採用させるべく、MX-5ミアタの電動化を目指している “と関係者は語った。

マツダのデザイン責任者である玉谷晃氏も、将来のミアータについて語った。彼は、ブランドの新しいマイルドハイブリッド直列6気筒エンジンをスポーツカーに採用することを否定しました。「そのようなエンジンを搭載したら、それはもうMX-5ではなくなってしまいますから」と彼は言った。

玉谷は、新型ミアータが先ごろ発表されたビジョン スタディ コンセプト(上のギャラリー)と同じものにはならないだろう、と指摘する。マツダは11月にこのスウーピーなデザインをデビューさせた。それが将来のMX-5をイメージしたものなのか、それとも別のものなのか、多くの議論が交わされた。

“メッセージ “なんです。そういうクルマをつくりたいという情熱がある、そういうメッセージです。でも、それをもとにした市販車を作るのか?まだ本当に決まっていないんです」と玉谷は語った。

2022年9月、マツダがノーズをカモフラージュした現行型ミアタをテストする姿がスパイショットで捉えられた。よく見ると、リアフェンダーは現行モデルより幅広になっていた。このあたりにも配線が走っていた。この車両は、次世代スポーツカーのテストミュールだと言われている。

【参照】https://www.motor1.com/news/625269/next-mazda-mx-5-miata-getting-hybrid-power-to-meet-emissions/

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