新型スーパーGTレースカー「ホンダ シビック タイプ R-GT」のコンセプトカーを公開

ホンダ

ホンダは、スーパーGTシリーズに参戦する新型車を開発中で、東京オートサロンで新しいコンセプトカーを公開しました。シビック・タイプR-GTは、NSX-GTタイプSの後継車種として、現行のロードゴーイングカーであるシビック・タイプRをベースに開発されたレースカーで、東京で公開したコンセプトカーは株式会社ホンダレーシングのコーポレートカラーである赤、青、白を身に纏っています。HRCの渡辺浩弐社長の隣で、プロトタイプが東京でデビューしました。

一般道用のマシンとレース用のマシンは、見た目に明らかに似ていますが、両者には大きな違いがあります。シビック・タイプRの前輪駆動レイアウトに対し、サーキット用マシンは後輪駆動です。メカニカルな部分に関する詳細な情報は得られていませんが、ホンダはこのコンセプトが、開発の過程で最終バージョンのレースカーが進化していく方向を示しているとしています。

ホンダ シビック Type R-GT コンセプト

また、現在どのような開発段階なのかは不明ですが、日本の自動車メーカーは、最初のトラックテストは今年の夏に予定されていると発表しています。最終バージョンは、GT500セグメントに新しいレギュレーションが導入される2024年シーズンのSUPER GTに間に合わせる必要があります。日産とトヨタは、それぞれ日産Zとトヨタ・スープラをベースにした現行レースカーの改良版を投入する可能性が高いため、同シリーズに新規参戦するメーカーはホンダのみとなる見通しだ。

ホンダが開発中の新型スーパーGTレースカーについて、私たちが知っていることは、文字通りこれだけです。このレースは、1993年に創設され、2005年に現在の名称に改称されたグランドツーリングカー選手権です。現在、GT300とGT500の2つのクラスがあり、日本の自動車レースの最高峰です。昨年は日産が両クラスで優勝し、ホンダはフロントエンジンのNSX-GTで2020年に最後のタイトルを獲得しています。

スーパーGTの2023年シーズンは、今年4月15日に岡山国際サーキットで開幕する。全8戦が予定されているが、ホンダがシビック・タイプRベースの新型コンテンダーを投入するのは2024年まで待たねばならない。

【参照】https://www.motor1.com/news/630948/honda-civic-type-r-gt-debut/

コメント

タイトルとURLをコピーしました