トヨタ、日本でのカムリを43年ぶりに廃止し、SUVとクロスオーバーに注力へ

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トヨタ自動車は、日本市場における「カムリ」の生産を終了することを決定しました。カムリは43年間、全世界で2,100万台以上を販売し、そのうち130万台が日本で販売されました。しかし、国内の消費者はもう中型セダンに興味がないようで、2022年に日本の販売店の店頭を去る車はわずか6,000台です。

国内市場は近年、SUVやミニバンに傾倒しており、セダンのボディスタイルは冷遇されているのです。カムリの兄弟車であるクラウンは、セダン、SUV、クロスオーバーの形で存続しますが、日本トヨタはカムリという名称にもう用はないと理解しています。日経アジアによると、トヨタの販売店にはすでにカムリの廃止が通知されており、国内消費者向けの生産は年末に終了するという。ほとんどのディーラーがすでに受注を停止しており、段階的に販売を停止している。

しかし、日本以外のカムリファンは安堵のため息をつくことができます。カムリの新モデルは、米国を含む100以上の海外市場で引き続き販売され、開発されます。米国では、カムリは2001年から15年連続でベストセラーカーにランクされています。

2017年に現世代が北米の顧客に登場し、クラウンクロスオーバーや最新のプリウスからスタイリングのヒントを得ると予想される新しい改良モデル(我々の推測レンダーはこちら)を予定しています。米国では多くの消費者が平凡なセダンよりもSUVやクロスオーバーを選んでいるのは事実ですが、直接のライバルであるホンダ・アコードが昨年メジャーアップデートしたように、カムリも当面は持ちこたえると思われます。

また、中国でも生産が継続されます。カムリは、東南アジア地域の人々の間で、いまだに憧れの車とみなされています。実際、昨年は全世界で60万台が販売され、このセダンの世代交代を正当化するのに十分な需要があるのです。ただ、母国での発売は期待できない。

【参照】https://www.carscoops.com/2023/03/toyota-kills-off-the-camry-in-japan-but-what-does-it-mean-for-north-america/

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