ブラックペイントは、きれいに保つのが難しいことで有名です。新車時の美しさはそのままに、汚れ、ほこり、傷、欠点など、あらゆるものが目につくようになります。愛情を込めて手入れをした場合でも、黒塗りの車をショーファークオリティに仕上げるのは難しいことです。手入れを怠れば、汚れにまみれてしまうかもしれません。
この2017年式日産セントラ ニスモを見ると、ディテールオタクは自分の仕事をやり遂げたような気がします。かろうじて6年経過しているが、塗装は大きく傷んでおり、渦巻きの跡が車をずっと古いものに見せている。セラミックコーティングを施したメルセデスAMG GTとは異なり、自動洗車機以外でワックスがけをしたことがあるかどうかも疑問です。
ディテールオタクは、高圧洗浄機を使い、ホイール、ホイールウェル、下回りに至るまで、車全体をくまなくチェックします。するとすぐに、ロッカーパネルとフロントスプリッターに施された赤いニスモトリムが、汚れの下から姿を現します。その後、バンパー、グリル、ホイールなど、手洗いによる洗浄を行います。
セントラの車内は、フロアマット、カーペット、シートにシミがあり、外見と同じように汚れています。フロアマット、カーペット、シートにシミがあり、隙間なく汚れています。シートのスエード張りは、シミだらけでくたびれた感じです。セントラは小型車であり、キャデラック・エルドラドのような超大型車でないことが幸いしたようです。
いよいよ塗装に取り掛かります。まず、外装のクリーニングを行います。塗装に付着した汚れや不純物を取り除いてから磨かないと、余計にスワールマークを増やしてしまうことになります。洗車2回後でも、クレイバーが拾い上げる汚れの量は衝撃的です。
最後は磨きです。オービタルポリッシャーとマイクロファイバーパッドで修正コンパウンドを使い、ディテールギークがスワールやその他のペイントマークを処理します。その後、研磨を行い、輝きを引き出します。
最終的な仕上がりは見事なものです。修正されたブラックペイントは、スワールマークを全く感じさせない輝きを放っています。車内も車外も、まるで新車のような仕上がりです。
【参照】https://www.motor1.com/news/662545/nissan-sentra-black-paint-detail/
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