日本では1年近く前から発売されているHonda Z Runabout Vehicleですが、この度、ZR-Vが正式に欧州に上陸しました。どんな車なのか？基本的には、北米で販売されているHR-Vで、旧大陸で販売されているHR-Vよりも大きなサイズのモデルです。つまり、欧州仕様のZR-Vは、HR-VとCR-Vの間に存在する、私たちが知らなかったギャップを埋めるものなのです。クロスオーバーは、多いに越したことはありませんね。
ZR-Vは、クロスオーバーのシビックと呼ぶにふさわしいモデルで、ヨーロッパでは、なぜかアメリカ仕様のHR-Vにはない2.0Lのハイブリッドパワートレインを搭載したモデルのみが提供されます。この電動4ポットモデルは、日出ずる国でも販売されており、181馬力と315ニュートンメートルのトルクを発揮します。
2024 ホンダ ZR-V（ヨーロッパ）
シビックe:HEVから流用した電気モーターとのハイブリッドにより、「V6 3.0リッターエンジンに匹敵する力強い加速」を約束します。出力は無段変速機（CVT）を介して前輪に伝達されます。日本では、全輪駆動のZR-Vが発売されます。
ZR-Vは、全長4570mm、全幅1840mmで、欧州仕様の次世代モデルではなく、現行CR-Vに近いサイズである。後席を畳んだ状態では、1291リットル（45.6立方フィート）の荷室容量があります。
ZR-Vは、本日ドイツ・オッフェンバッハで開催された欧州メディアイベントで発表され、日産キャシュカイをはじめとする主力コンパクトクロスオーバーをターゲットに、今秋発売される予定となっています。
【参照】https://www.motor1.com/news/666936/2024-honda-zrv-europe-debut/
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