トヨタは1951年以来、何らかの形でランドクルーザーを提供してきたが、新しいモデルが登場することはあまりなく、300モデルの弟分である小型モデルのデビューが話題になったのも不思議ではない。
北米とヨーロッパではランドクルーザーと呼ばれ、300と区別するためにランドクルーザー250またはランドクルーザープラドと呼ばれている。
また、トヨタがグローバル・ローンチでランドクルーザーのバックカタログを披露したのも、アイコンとニューモデルのデザインの類似性、そしてトヨタがこの市場で培ってきた長年の経験を思い出させるためだ。
250 / プラドは、2021年以降、いかなる種類のランドクルーザーも購入できなかった米国を含む世界中で販売される。しかし、その名の通り、パワートレインのラインナップは世界のどこに住んでいるかによって変わる。北米と中国は326ps(330PS)と465lb-ft(630Nm)を発生する2.4リッター・ハイブリッド・アシスト4気筒ガソリン・モーターを搭載するが、中東と東欧のトヨタ顧客は277ps(281PS)と317lb-ft(430Nm)の同じエンジンの非ハイブリッド・バージョンを手にする。
また、東欧と日本では、アメリカの先代タコマ・ピックアップに搭載されていた2.7リッター・ノンターボ・ガソリン4気筒エンジン(161ps、181lb-ft、246Nm)を搭載することもできる。一方、西ヨーロッパとオーストラリア向けのコア・パワートレインは、2.8リッターのマイルド・ハイブリッド・ディーゼルで、最高出力は控えめな201ps(204PS)だが、最大トルクは369lb-ft(500Nm)を発生する。
昨日のイベントでデビューした新型ランドクルーザーは250だけではなかった。トヨタはまた、クラシックなランドクルーザー70の15年以上ぶりとなる大規模なフェイスリフトを発表し、この箱型SUVが2.8リッターディーゼルエンジンを搭載して日本のショールームに戻ってくることを明らかにした。
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