5代目トヨタ・プリウスが2023年モデルとして北米に登場し、驚くほど魅力的な外観とオプションの全輪駆動をもたらした。新型プリウスが米国市場に登場したのと同じ頃、トヨタはアバロンの後継車として新型クラウンも発表した。現在、両車は最小限の改良を施し、それに見合った初年度価格の引き上げを行い、2024年モデルを迎えようとしている。
2024年モデルのプリウスについては、エクステリアカラーが数色追加されたことを除けば、報告することはあまりない。ガーディアン・グレー、ミッドナイト・ブラック・メタリック、レザボア・ブルーが標準オプションとなり、スーパーソニック・レッドとウインドチル・パールがオプションとなる。昨年同様、このモデルには3つのトリムレベルがあり、それぞれに前輪駆動と全輪駆動のバージョンが用意されている。2024年型プリウスには、トヨタの安全支援システム「セーフティセンス」が標準装備される。
2024 トヨタ・プリウス
価格面では、ハイブリッド車は2023年型プリウスよりわずかに高い。ベースとなるLEのFFグレードは、デスティネーション・手数料込みで28,745ドルから(昨年は28,545ドル)。エントリーモデルのAWDバージョンを選ぶと、少なくとも30,145ドルになる。最上級グレードのリミテッドAWDは、オプション込みで37,160ドルと、昨年の36,960ドルから値上がりしている。
2024年型トヨタ・クラウンに目を移すと、こちらも大幅なアップデートはないが、トヨタによると、XLE、リミテッド、プラチナのトリムレベルに新しいトリムアクセントが追加されただけでなく、よりソフトな手触りの高品質素材が採用されたという。これらの小さな改良は、ベースモデルである2024年型クラウンXLEが昨年より100ドル高い41,145ドルでスタートするように、スタート価格に反映されている。フラッグシップのクラウン・プラチナにアップグレードすると、最低でも54,165ドル(デスティネーション・手数料込み)を支払う必要がある。
2024 トヨタ・クラウン
トヨタによると、2024年型プリウスは今年11月から全国のディーラーに導入されるという。2024年型クラウンも同様のスケジュールで発売されると思われるが、入手可能かどうかについては不明である。
【参照】https://www.motor1.com/news/691282/2024-toyota-prius-crown-updates-pricing/
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