レクサスは、昨年の東京オートサロンで発表したワイルドなRZスポーツ・コンセプトが、RZ450e Fスポーツ・パフォーマンスと名付けられた市販モデルを生み出し、わずか100台限定で3月に市場に投入すると発表した。
市販モデルの外観はコンセプトとほぼ同じで、レクサス自身ではなく、アフターマーケットのチューナーがRZを変身させる可能性に近い。カーボンファイバーとブルーのペイントで覆われたスプリッターや、ヘッドライトの真下に配置された大きなカーボンパネルなど、徹底的に変更されたフロントマスクでスタートする。
RZの他のバージョンと同様、ボンネットは対照的な色合いのグロスブラックで仕上げられているが、他のモデルとは異なり、このボンネットにはカーボンファイバー製のエアアウトレットが装備され、すべてを冷やすことができる。EVのサイドにも手が加えられており、フロントとリアの両方にフレアアーチが採用されている。カーボンファイバー製のエアロダイナミクスウィングレットも装備されている。このアーチの下には、マットブラックに塗装された21インチのエンケイ製アルミホイールが装着され、コンセプトカーのホイールよりも少しスタイリッシュに見える。
レクサスはまた、RZ450e Fスポーツ・パフォーマンスにカーボンファイバー製ルーフを装備する一方で、ルーフサイドをブラックで塗装し、アクセントとしてブルーを際立たせている。リアは特にドラマチックで、SEMAで発表されたようなカーボンファイバー製の固定式ウィングが装着されている。SUVにはカーボンファイバー製リップスポイラーも装備されている。
カーボンファイバー製ディフューザーを備えたブラックの新しいリアバンパーが、エクステリアの変更を完成させている。
キャビンにも様々な特別な工夫が施されている。シートのウルトラスエード素材、ブラックとブルーのコントラストステッチ、合成皮革製ステアリングホイール、ブルーのアクセントを配したインストルメントパネル、Fスポーツ・パフォーマンス・スカッフプレート、アルミニウム製スポーツペダルなどだ。
RZ450e Fスポーツ・パフォーマンスは、標準モデルと同じ71.4kWhのバッテリーパックを搭載し、150kWのフロント電気モーターと80kWのリア電気モーターを駆動する。日本価格は1,180万円。
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