日本車としては10年ぶりの受賞
トヨタ・ヤリスが第58回「欧州カー・オブ・ザ・イヤー2021」を受賞しました。
2011年の日産の初代リーフ以来の受賞です。
トヨタとしては、2000年の初代ヤリス(日本では初代ヴィッツ)以来の受賞です。
最終ノミネートは7台
- Citroën C4(シトロエンC4)
- Cupra Formentor(クプラフォーメンター)
- Fiat New 500(フィアット新型500)
- Land Rover Defender(ランドローバーディフェンダー)
- Škoda Octavia(シュコダオクタヴィア)
- Toyota Yaris(トヨタヤリス)
- Volkswagen ID.3(フォルクスワーゲンID.3)
フォルクスワーゲンのゴルフ8、アウディA3は最終選考に入りませんでした。
これらを抑えてのWINNERはすごいですよね!
審査員のコメント
「クラス最高の安全機能を提供する。Bセグメントで非常に優れたオールラウンダーです。」
「Bセグメントにとって重要な車です。トヨタは、この3気筒ハイブリッドで、車を危険にさらすことなく排出量を削減するための取り組みを続けています。」
「いままでBセグメントで最高のフルハイブリッドシステムを実現するには満足できませんでしたが、トヨタはそれをさらに改善させました。より効率的で使いやすく、運転するのが楽しいです。」
「信じられないほどの低燃費を可能にした。大きな質感の向上。」
「これまでのトヨタ・ヤリスは、信頼性が高く、燃費が良いが、かなり退屈な小さな車でしたが、新しいヤリスは運転するのが楽しく、乗り心地が良く、それでも燃費と信頼性が高いです。」
「都市部の所有者は、ほとんどの場合、家庭用充電を利用できませんので、ハイブリッドシステムは小型車に適しています。」
「ヤリスは最高のオールラウンダーです。ハイブリッドは、顧客が住んでいる地域の充電インフラがない場合にCO2を削減する方法です。」
「ヤリスは、新しいプラットフォームのおかげで、良いデザインのコンパクトなハッチバックに再設計され、乗り心地も面白いです。」
受賞した欧州仕様のヤリス
主なスペック:欧州仕様のヤリス
欧州仕様のヤリスは全幅が広く、GRヤリスとまではいきませんが、日本仕様よりスポーティな印象です。
全長:3,940mm
全幅:1,750mm
全高:1,500mm
ホイールベース:2,560mm
ラゲッジスペース:286リッター
車両重量:1,085kg
エンジン:1.5リッター 3気筒 + 電気モーター
トランスミッション:CVT、FWD
最高時速:175km/h
0-100km/h加速:9.7秒
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