トヨタスターレット、150馬力GRホットハッチとして復活！？

トヨタのガズー・レーシング部門は、その勢いを止める気配がない。GRスープラ、GR86、GRヤリス、GRカローラと続いたばかりだが、日本からの新情報によると、また新たなニューモデル、生まれ変わったトヨタ・スターレット・ハッチバックが計画されているようだ。

日本の自動車メーカーは、トヨタ・スターレット・ハッチバックを復活させるべく、ガズーからパンチの効いた新モデルを発表しようとしている。トヨタはかなり以前から、ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー（DNGA）をベースとした新型スターレットの開発に取り組んできたと考えられている。しかし、最近の衝突安全スキャンダルにより、その発売は2026年まで延期されている。

Japan’s Best Carによると、生まれ変わったスターレットはラリーに特化したマシンになり、ルノー・クリオ、プジョー208、フォード・フィエスタといったライバルとともにラリー4クラスに参戦することを目指すという。この競技用に改良されたGRバージョンは、標準のスターレットよりわずかに大きくなると予想され、6.7インチ（170mm）延長された全長を誇る。

GRヤリスやGRカローラを彷彿とさせるフレアホイールアーチ、ワイドトラック、アグレッシブなフロント＆リアバンパーが、このホットハッチをより平凡なものと区別するはずだ。

サブコンパクトサイズのため実用性は後回しになるかもしれないが、GRスターレットは羽毛のような軽さを約束する。実際、日本の情報筋によれば、その重量はわずか2,160ポンド（980kg）で、GRヤリスより727ポンド（300kg）も軽くなるという。

GRヤリスやGRカローラのように、Gazooの強力版スターレットはターボチャージャー付き3気筒を採用する。このエンジンは既存の1.6リッターをベースにするはずだが、1.3リッターにダウンサイジングされる可能性もある。最高出力は150ps程度で、ヤリスやカローラの約半分になるかもしれない。トランスミッションは6速MTと8速ATの両方が用意される可能性がある。

トヨタGRスターレットがトヨタの他のホットハッチと大きく異なるのは、全輪駆動システムを搭載しないことだ。その代わり、動力は前輪のみで駆動される。

日本での新モデルの価格は、250万円（〜16,000ドル）から280万円（〜18,000ドル）になる可能性がある。一部の市場では販売される可能性が高いが、アメリカではほぼ間違いなく販売されないだろう。