トヨタ、クラウンSUVのアメリカ市場投入を決定、11月14日にデビュー

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トヨタは、数週間前に新型車を予告したときにすでに疑っていたことを正式に認めた。日本ではクラウン・エステートとして知られるこの新型車は、LAオートショーに先駆けて11月14日に「クラウンSUV」として北米市場にデビューする。トヨタのクラウンのラインナップにはスポーツSUVモデルもあることを考えると、このネーミングは少し異例に思えるかもしれない。しかし、これはアメリカのSUV志向と、名前だけであってもワゴンやエステート関連のものを嫌うことに起因しているのかもしれない。

もともとは「全輪駆動のハイブリッド電気式ミッドサイズSUV」として、まもなくアメリカ市場に投入されると説明されていた新型クロスオーバーは、以前から日本での来年デビューが決定していたクラウン・エステート・コンセプトの市販バージョンだ。

トヨタがこれまでに公開した2枚のティーザー写真は、SUVのリアエンドに焦点を当てている。幸いなことに、これらの画像は生産間近のスタディと一致させる十分な証拠となる。水平に取り付けられたフルワイドのLEDテールライト、そしてテールゲートとバンパーのラインは、2022年7月にクラウン・バッジの拡大モデルとともに初公開されたトヨタ・クラウン・エステートのプロトタイプに酷似している。

このリアバッジは、米国仕様とカナダ仕様に自己充電式ハイブリッド・パワートレインが搭載され、AWD機能が装備されることを裏付けるものだ。このセットアップには、自然吸気2.5リッターまたはターボチャージャー付き2.4リッターガソリンエンジンとデュアル電気モーターが組み合わされる可能性が高く、トヨタの他のモデルに見られるパターンが踏襲される。日本では、トヨタ・クラウン・エステートにプラグイン・ハイブリッド・パワートレインのオプションが追加される。

トヨタ・クラウンエステートの市販モデルのサイズは、プロトタイプと同一ではないにせよ、非常に近いフットプリントを維持し、全長4,930mm(194.1インチ)、全幅1,880mm(74インチ)、全高1,620mm(63.8インチ)となる。これはRAV4よりかなり大きく、ハイランダーよりわずかに小さい。

トヨタの最新のスタイリング言語を忠実に踏襲したSUVのエクステリアに加え、ほぼ量産型に近いインテリアも見ることができた。キャビンは5人乗りで、フラットフォールディング・リアベンチが実用性を高める。ダッシュボードは、トヨタ・クラウン・クロスオーバーと非常によく似ており、12.3インチのデュアルディスプレイを備えたデジタルコックピットや、その他多くのコンポーネントを引き継ぐと予想されている。

正式な発売日はまだ確定していないが、2024年前半に発売される可能性が高いと予想されている。トヨタのラインアップに加われば、米国市場で販売される2番目のクラウン・バッジ車となる。一方、日本の顧客は、クラウン・クロスオーバー、クラウン・スポーツSUV、クラウン・エステートSUV、.NETを含むフルラインナップを利用できる。

【参照】https://www.carscoops.com/2023/11/toyota-crown-estate-hybrid-suv-is-coming-to-the-us/

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