ホンダ・ミュージアムが米国にオープン、自動車、二輪車、コンセプトカーを展示

ホンダ

ホンダはその歴史の一端をアメリカで展示した。同社は今週、カリフォルニアの米国本社にアメリカン・ホンダ・コレクション・ホールをオープンした。20,000平方フィートのこの施設には、アメリカン・ホンダ・モーター社のアメリカにおける60年の歴史を代表する60以上のホンダとアキュラの重要なモデルが展示されている。

アメリカン・ホンダ本社のメインロビーに併設されたこの施設は、単なる博物館以上の役割を果たす。自動車メーカーは、このホールを地域コミュニティの文化的・教育的ハブとして機能させたいと考えている。隔月の第3土曜日に開催されるホンダの新しいイベント “Cars, Bikes, and Coffee “の際には、無料で一般公開される予定だ。

アメリカン・ホンダ・コレクション・ホール

ホンダは10月21日午前9時から午後12時まで、第1回ショーを開催する。第1回目のイベントでは、景品、ベンダー、フードトラック、音楽、ユニークな展示、同社の膨大な車やその他の記念品のコレクションなどの特別なアクティビティが予定されている。

会場では、1959年にアメリカン・ホンダが設立されて以来、同社がアメリカのために製造してきた自動車、オートバイ、動力装置、エンジンが紹介される。また、レースカー、コンセプトカー、画像、ビデオなども展示されている。

足を運べば、1970年型ホンダN600クーペ、1986年型アキュラ・レジェンド、1991年型アキュラNSX、1997年型ホンダCR-Vなどの車を目にすることができる。これらの車は、CR-Vが初の自社製SUVであったように、自動車メーカーにとっての大きな節目を象徴している。2006年型ホンダ・インサイト、1985年型ホンダCRX Si、1979年型ホンダ・アコードCVCCハッチも施設を埋め尽くしている。

モーターサイクルでは、1962年式ホンダ50/スーパーカブ、1975年式ホンダGL1000ゴールドウイング、1992年式ホンダNR750などが展示されている。車以外の展示としては、2台のマリン船外機と発電機がある。

第2回Cars, Bikes, and Coffeeイベントは、12月16日(土)に開催される。その他の日程は、2月17日、4月20日、6月15日、8月17日。アメリカン・ホンダ・コレクション・ホールについての詳細は、こちらをご覧ください。

ホンダの共同創業者であり、ホンダのアメリカ進出に尽力した藤沢武夫氏は、先日、自動車の殿堂入りを果たした。藤沢は25年近く、本田宗一郎の右腕として活躍した。1960年代半ばまでに、ホンダはアメリカで最も売れているモーターサイクルブランドとなった。

今年初め、ホンダはアメリカで3,000万台目の自動車を製造した。ホンダは1982年11月1日、オハイオ州メアリスビル工場でアメリカでの自動車生産を開始した。それ以来、ホンダはアメリカ国内で8つの工場を運営するまでに拡大し、17,000人近くの従業員を雇用している。同社は、米国で販売されたホンダとアキュラの全モデルの3分の2以上がここで製造されたものだと主張している。

【参照】https://www.motor1.com/news/686556/honda-museum-opens-us-cars-motorcycles-concepts/

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