2024年型トヨタ・ランドクルーザーが、第20回ブッシュ・タクシー・ミーティングの一環として、欧州での市場導入に先駆けてドイツに上陸した。新型ランドクルーザーは、先代モデルを含む17カ国から集まった約1,200台のトヨタ車とともに展示された。
第20回ブッシュ・タクシー・ミーティングは、9月8日から10日にかけてドイツのチューリンゲン州オールドルフで開催され、世界最大のランドクルーザー・ミーティングと言われている。今年は “Camp Fire is Home “をモットーに約2000人が来場した。
ショーの主役は、2023年10月からの先行販売期間中に予約した顧客だけに欧州で3000台限定販売される2024年型ランドクルーザー・ファースト・エディションだった。この特別仕様車のハイライトは、丸型LEDヘッドライトと、サンドのボディにホワイトのルーフを組み合わせたバイトーンのエクステリア(スモーキーブルー/ホワイトもあり)。EU仕様のランドクルーザーは当初、最高出力201ps(150kW / 204PS)を発生する2.8リッター・ターボディーゼルを搭載し、8速オートマチックが組み合わされる。2025年には、48ボルトシステムを採用したマイルド・ハイブリッド・ディーゼルのオプションも用意される。
新型250シリーズには、150シリーズ、120シリーズ、90シリーズ、70シリーズなど、直系の先代モデルがすべて含まれていた。中にはオフロード用のアクセサリーを装着したものや、キャンピングカーに改造されたものもあった。しかし、ランドクルーザーに限らず、ハイラックス、4ランナー、FJクルーザーなど、AWDのトヨタ車も多数出展されていた。
イベントのプログラムには、映画、講演、質疑応答、ツアー、ワークショップ、デモンストレーション、キャンプファイヤーなども含まれていた。チャレンジの中には、参加車両のラダーフレーム・シャシーの柔軟性をテストするために設計された「もつれランプ」もあった。
なお、次回のブッシュ・タクシー・ミーティングは2024年9月にオールドルフ城で開催される予定で、トヨタの新型ランドクルーザー・シリーズ250の展示が予定されている。
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