日産リーフ、意図しない加速と出力低下の可能性でリコールへ

日産

日産自動車の広報担当者がブルームバーグに語ったところによると、電気自動車のハッチバック「リーフ」は、クルーズコントロールを解除した後に急加速する可能性があるほか、走行中に電気モーターが停止するショートサーキットが発生する可能性があるとして、リコールが実施される。

日産の広報担当者はこの詳細について言及しておらず、米道路交通安全局(NHTSA)も公式サイトでリーフのリコールリストを更新していないため、米国で販売されたリーフがリコールの影響を受ける台数は不明だ。

とはいえ、今回の措置は、ノート、キックス、セレナ、ノート・オーラなどの内燃機関モデルを含む、米国、欧州、日本で販売された138万台を含む大規模なキャンペーンの一環である。

2023年型日産リーフは、NHTSAによると、2つのリコールの対象となっている。1つはブレーキラインの腐食によるブレーキフルード漏れの可能性、もう1つはデフロスターに関する取扱説明書の誤り。

しかし、2013年、2015年、2018年式の日産リーフの所有者から、ECOモードやクルーズコントロールが作動中、ブレーキペダルに触れたときに車が突然加速したという報告が寄せられている。

2014年には、特定のリーフの所有者が、フロント構造部品に欠陥があったため、日産から車両を交換された。

2018年にデビューした2代目リーフは、現在アメリカ市場で最も手頃な価格の新EVの1つで、価格は2万8040ドルから。ベースのバッテリーパックは40kWhで、1回のフル充電で149マイル(240km)の航続距離を可能にする。60kWhの大型パックでは、最大航続距離が212マイル(341km)にアップする。

40kWhのユニットは110kWの電動モーターと、60kWhのユニットは160kWのモーターを組み合わせている。

【参照】https://insideevs.com/news/677416/nissan-leaf-uninteded-acceleration-recall/

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