100台目のGRスープラGT4レーシングカーの販売を記念して、トヨタは少し余裕を持たせて、ルール無用のサーキット・デイカーを製作した。純粋な玩具であるため、トヨタが製造するのはわずか3台のみ。
プラズマオレンジのペイントが施されたこのクルマは、GT4モデルをベースにしている。しかし、GT4レースのルールに準拠する必要がないため、トヨタは444ps(331kW/450PS)の3.0リッター6気筒ターボエンジンに給気するための大きなボンネットスクープを与えることを許された。
エンジニアたちはまた、ドライブ中のサウンドトラックをより良いものにしたいと考え、マフラーのない新しいエキゾーストシステムを装着した。トヨタによれば、これはエンジンの「満足感のある、のどを鳴らすような咆哮を増幅させる」ためのものだという。
スープラには、カーボンファイバー製サイドミラー、フロントエンドのグリップを向上させる新しいダイブプレーンエアロデバイス、耐久LEDヘッドライト、助手席シートも装備され、仲間を乗せてドライブすることができる。また、エンジンの出力を制御するパワースティックも装備され、車と同じプラズマオレンジで仕上げられる。
室内では、3人の幸運なオーナーは、シートに刺繍された「100 Edition」のロゴと、ダッシュボード上のユニークなバッジに迎えられる。同じロゴは、サーキットにいないときに愛車を安全に保つためにデザインされたカスタム・カーカバーにも施される。
この新しい超限定モデルのエクステリアは、ロードリーガルGRスープラ “GT4 100th Edition Tribute “にインスパイアされたもの。一方、トヨタはGRスープラGT4″100 Edition “を欧州、アジア、北米でそれぞれ1台ずつ生産する。
購入者がどのように選ばれるかは明らかにされていないが、トヨタはこのクルマに22万ユーロ(現在の為替レートで235,482米ドル)を請求する予定だ。
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