2017年のマイナーチェンジの主な内容
トヨタ 新型アルファード ヴェルファイア 2018 情報更新日(2017年12月5日):
第2世代「Toyota Safety Sense」のを標準装備
11月29日に第2世代の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」の概要が発表されました。
アルファードとヴェルファイアが最初の採用車になります。
カメラ・レーダーの性能が向上し「夜間歩行者」「自転車運転者」を検知することが可能に。
高度運転支援機能「レーントレーシングアシスト」が追加されます。
また「ロードサインアシスト(RSA)」も採用されます。
Toyota Safety Sense 機能の比較

安全運転アシストシステム「セーフティ センス P」を標準装備
今や、安全運転支援システムがついてないと売れない時代に突入しています。
高級ミニバンでアルヴェルに待望の上級の「Safety Sence P」を搭載。
全車速追従機能付きのレーダークルーズコントロールや歩行者対応の自動ブレーキシステムなどがセーフティセンスPに含まれます。
さらにマイナーチェンジを機に、TSSやDCM(Data Communication Module)の次世代型を投入。
インテリジェント・パーキングアシスト2に機能を追加。
エクステリアデザインの変更
新型プリウスやC-HRなどの最新トヨタのデザイン言語を加えてくると思います。
主には、バンパーとグリルの形状を変更、リヤガーニッシュ、リアコンビネーションランプの形状を変更して、クールかつシャープな印象に。
よりヴェルファイアは若くファッションやアウトドアに関心のあるファミリー向けに、アルファードはクラウンのような高級志向にキャラクター付けが明確になっていくようです。
エアロボディの「Executive Lounge」を追加。
外装色に「ダークレッドマイカ」「スティールブロンドメタリック」「グラファイトメタリック」の3色を追加。
新色の追加に伴い、シルバーメタリック、グレーメタリック、グレイッシュブルーマイカメタリックは廃止に。
シャークフィンタイプ(DCM付き)のルーフアンテナが標準装備になるため、車高が変更になるとのこと。
ガソリン系が1,930mmに、ハイブリッドとExecutive Lounge系は1,950mmに。
ヘッドライトに流れるウィンカーの採用
マイナーチェンジしたハリアーやC-HRに採用されているLEDシーケンシャルターンランプを装備。
これも高級車の必須装備。個人的にはやりすぎだと思いますが。
また、オートマチックハイビームも進化して、周囲の状況変化に対応し、専用のライトをオプションで選択可能になるとのことです。
3.5ガソリンエンジンの改良
3.5リッターV6エンジンの改良により、動力性能と燃費性能が向上するようです。
【最高出力】300ps
【JC08モード燃費】9.5km/L→10.6km/L
新型2.5リッターガソリンエンジンの追加
新型カムリに採用されている直噴エンジン「Dynamic Force Engine」が新たに採用されるようです。
従来2.5リッターエンジンに比べ、高速燃焼技術、可変制御システムを加えることにより、高出力化を実現。
ガソリン車仕様のエンジンスペック
【最高出力】205ps/6600rpm
【最大トルク】250Nm/4800rpm
ハイブリッド車仕様のエンジンスペック
【最高出力】176ps/5700rpm
【最大トルク】220Nm/3600-5200rpm
トランスミッションの変更
3.5リッターモデルのATが、6速ATから8速ATに。
これにより燃費が向上されます。
インテリアの変更
インパネ周りの小変更が実施され、素材などの変更が行われるようです。
また、エスティマに採用されている3列目シートの自動格納機能が付くのではと噂されています。
Executive Loungeには、ホワイトレザーがメーカーオプションに。
DCMパッケージの追加
DCM(Data Communication Module)は、高速データ通信モジュールで、T-Connectナビに装着することで、盗難を知らせ、追跡できるセキュリティサービスやハンズフリー電話を利用できます。
盗難に狙われやすいアルファード、ヴェルファイアには必要なそうびと言えます。
ITS Connectの追加
ITS専用の周波数を使い、交差点などに設置された無線アンテナや車両や歩行者の感知器と連携して安全運転をサポートするシステム。
また、ITSを利用している車両同士で通信することによるクルーズコントロールをすることで、先行車の加減速情報にすばやく反応し、スムーズな追従が可能になります。
Executive Loungeがグレードアップ
最上位グレードのエクスクルーシブ・ラウンジがさらに差別化され、高級になるようです。
3眼LEDヘッドライト、シーケンシャルターンランプ、専用ホイールなどを装備。
シートの表皮は、セミアニリン本革からプレミアムナッパ本革になり、シートベンチレーターもつくようです。
その他機能の追加
- ブラインドスポットモニター
- デジタルインナーミラー
- リヤクロストラフィックアラート
- インテリジェントパーキングアシスト2(巻き込み警報機能+バックガイドモニター機能付)