三菱デリカミニ×コールマン、日本でコンセプトモデルから量産モデルへと移行

三菱

三菱は2023年1月、デリカミニ×コールマンを含む数々のコンセプトカーを東京オートサロンに出展した。通常、このようなコンセプトカーはショールームで展示されることが多いが、三菱自動車は今回、デリカミニの市販車に同様のラッピングをオプションとして設定した。

三菱によると、多くの顧客がデリカミニ×コールマンのコンセプトに興味を示したため、ラッピングの提供を決めたという。その名の通り、アウトドア&キャンプ用品ブランドのコールマンとのコラボレーションによるデザインだ。グレイッシュ」な色合い(グレーとベージュの中間のような色)で、ドアにはランタンのグラフィックとラインパターン、Dピラーにはコールマンのロゴが入っている。残念ながら、このコンセプトのルーフラック、グリップ力のあるA/Tタイヤ、マッドフラップ、その他のキャンプ用アクセサリーはパッケージに含まれていないが、オーナーはおそらくアフターマーケットのアクセサリーとして後から追加できるだろう。

このラップはデリカミニのすべての色調に対応するが、同社は、ボディワークの特定の部分に元の色が見え、ルーフは覆われていないままであるため、ツートーンブラックマイカとの組み合わせを推奨している。また、ダイナミックシールド、グリル、テールゲートガーニッシュをグロスブラック仕上げとし、エンブレムをホワイト仕上げとすることで、発売時の外観を模倣することも提案している。

三菱×コールマンパッケージの価格は、メーカーオプションで761,200円(5,164ドル)、既存のデリカミニオーナーは870,540円(5,912ドル)。これに「推奨」トリムである新車デリカミニTプレミアム4WDの価格2,238,500円(15,201ドル)を加えると、完成車は3,109,040円(21,118ドル)となる。販売期間は9月9日から3月31日までの日本市場限定。

全長3,395mm(133.7インチ)の三菱デリカミニは、ダイハツ・タント・ファンクロスやスズキ・ハスラーなどに対抗するクロスオーバー志向の冒険的な軽自動車として、2023年4月に日本で発売された。ターボチャージャー付きで最高出力63ps(47kW/64PS)を発生するマイルドハイブリッド658cc 3気筒エンジンが搭載され、さらに電気モーターから3ps(2kW/3PS)が供給され、オプションでフルタイム4WDシステムも選択できる。

【参照】https://www.carscoops.com/2023/09/mitsubishi-delica-mini-x-coleman-goes-from-concept-to-production-in-japan/

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