日産、新型リーフのSUVモデルを開発中であることを発表

日産

次世代日産リーフは、その都市サイズのフットプリントを後にして、より大きなものに乗り換える。Automotive News Europeは、日産が2021年に発表する「Chill-Out」コンセプトが、EVのデザインを刷新するプレビューになると報じている。

チルアウト・コンセプトは、リーフの現在のスタイリングとは大きく異なる。滑らかなシートメタルとシンプルなラインでデビューした。クーペのようなグリーンハウスは、コーナー外側に押し出された大きなホイールによってスポーティな美しさを強調した。大胆なVモーショングリルはどこにも見当たらないが、ブラックのフロントインサートとライトはその形状を継承している。

後部はフロントエンドを模倣し、ブラックのインサートでテールライト(縦型2基、横型3基)と日産のブランドロゴが収められている。また、バンパーのアップリケでコントラストを加えている。

このコンセプトが最終的に市販モデルと異なるのは、インテリアである。チルアウト・コンセプトは、自律性のおかげでリラックスできることをテーマとしたモデルで、伝統的な操作系がなく、ミニマルなダッシュボードに大きなディスプレイが配置されていた。その未来はまだ数年先のことだ。

リーフの後継モデルが登場しても、日産はそれをアメリカで製造することはないだろう。情報筋がAutomotive Newsに語ったところによると、日産は生産拠点を北米からイギリスに移す予定だという。日産がこのモデルを他の市場に輸出する計画があるかどうかは不明だが、そのような動きをすれば、米国の連邦税額控除7,500ドルの適用資格を失うことになる。

リーフの販売台数はここ数年10,000台前後で推移してきたが、今年に入ってからの9カ月間で35%近く減少している。2023年はリーフ発売以来最悪の販売台数となる可能性があり、これまでの販売台数はわずか5,804台だが、これは自動車メーカーがリーフを徹底的に見直す必要があることの証左にほかならない。

日産が2011年モデルにリーフを導入して以来、EVの状況は大きく変わった。リーフの航続距離はわずか100マイルで、充電にかかる時間も非常に短かった。数年前、シボレーはリーフのライバルのひとつであるボルトを改良し、クロスオーバーに熱狂的な消費者の間で人気を高めるために、より走行性能の高いボルトEUVを導入した。

日産チルアウト・コンセプト

【参照】https://www.motor1.com/news/699224/new-nissan-leaf-suv-chill-out/

コメント

タイトルとURLをコピーしました