トヨタ新型MR2、カローラGRパワーで2026年に発売か

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次世代トヨタMR2に関する憶測は、永遠に続くかのようにウェブ上で渦巻いているが、今また日本から、このスポーツカーは早ければ2025年末にデビューし、翌年には1.6リッター・ターボ3気筒エンジンを搭載して市場に投入される可能性があるとの報道が出た。

トヨタが次世代MR2のさまざまな方向性を模索しているという噂は、何年にもわたって耳にしてきた。純粋な電気モデルから、前述したカローラGRエンジン搭載のICEバージョンまで、そしておそらくハイブリッド・バージョンと並行して両方の選択肢を提供する可能性さえある。これだけでも大変なことだ。

さらに複雑なことに、昨年末、トヨタはFT-Seという電気自動車のコンセプトを発表した。しかし、日本の『Best Car』は、トヨタが実際には2つの異なるスポーツカーを計画していると報じている。FT-Seをベースにした2027年発売予定の純粋な電気自動車モデルと、2026年発売予定の内燃エンジンを搭載したMR2だ。

もしあなたが混乱しているのなら、それには理由がある。自動車業界は現在、政府の規制の変化から顧客の嗜好の進化まで、絶え間ない変化の海を航海している。ある日、誰もがEVに全力を注いでいるように思えば、次の瞬間にはハイブリッド車の普及が復活するなど。控えめに言っても、ダイナミックな状況だ。しかし、我々はオプションが大好きで、特にスポーツカーでは、トヨタが賭けをヘッジすることは理にかなっている。

日本企業がどのような方向性を選択するにせよ、Gazoo Racingのサブブランドの立ち上げは、トヨタを大きく活性化させ、2000年代半ばのような退屈なネームプレートではなくなった。スープラの再始動が成功したことを考えれば、トヨタが象徴的なスポーツカーのもう1台を復活させようとしているのは驚くことではない。

Best Carの最新レポートでは、先代のミッドエンジンと後輪駆動レイアウトを維持するガスエンジン搭載のMR2に焦点を当てている。さらに、情報筋によれば、GRカローラやGRヤリスと同じ1.6リッター・ターボチャージャー付き3気筒エンジンを搭載し、最高出力300ps、最大トルク273lb-ft(370Nm)を発揮するという。

同誌によれば、トヨタはここ数年、新時代のMR2についてさまざまなデザインや形状を模索していたという。当初、MR2は現代のルノー5ターボを彷彿とさせるミッドエンジン・ハッチバックとして提案されていた。しかし、トヨタはそのようなデザインではGRヤリスに似すぎてしまうと判断し、代わりに新型MR2を先代同様、低スラングの2ドアスポーツカーにすることを選択した。

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さらに、トヨタはルーフとリアデッキリッドの形状について未定であるとしている。ひとつの選択肢は、初代MR2のような縦長のリアウインドウとフラットなエンジンカバー/トランクを採用すること。もうひとつは、伝統的なスポーツカーによく見られる、テールまで続く角度のついたリアウィンドウまでシームレスに流れるルーフを持つ、現行のスープラに近いデザインである。

スタイリングにかかわらず、レポートによると、全長はおよそ4,400mm(173インチ)、全幅は1,850mm(72.8インチ)、全高は1,230mm(48.4インチ)、ホイールベースは2,600mm(102.3インチ)になるという。車重は約1,300kg、トランスミッションは6速マニュアルと8速オートマチックの両方が用意される予定だ。

注:この記事には、トヨタとは関係なく、トヨタが保証するものでもないレンダリング画像が含まれています。

【参照】https://www.carscoops.com/2024/02/next-gen-toyota-mr2-could-launch-in-2026-with-sleek-looks-and-gr-power/

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