マツダ、初のカーボンファイバーシャシーを計画中か

マツダ

マツダはできる限りの軽量化を好む。同社のフラッグシップ・スポーツカーであるMX-5ミアータの車重は、可能な限りグラム単位で軽量化する戦略のおかげで2,400ポンドを切っている。しかし、最終的にはもっと根本的な変更が必要であり、日本の自動車メーカーは次期製品のために新素材を検討しているようだ。

つい数日前に自動車メーカーに付与された特許は、そのような自動車を製造するための方法とプロセスについて詳しく述べている。この特許には、4ドアであること以上の具体的な車種は記載されていない。悲しいことに、もし自動車メーカーがこのクルマを製造することになったとしても、スポーツカーにはならないようだ。含まれているアートからすると、セダンかもしれない。

マツダはおそらく、電動化時代に重量を減らすためにこの技術を検討しているのだろう。マツダが最近発表した他の特許によると、マツダはハイブリッド車やフルEVの開発に懸命に取り組んでいる。この余分な質量に対抗するひとつの方法は、ドライブトレインの次に重い部分であるボディとシャシーから質量を取り除くことだ。

自動車メーカーは、カーボンファイバーの積層をさまざまな方向に交差させ、同社が「準等方性」と呼ぶ素材、つまりどの方向に荷重がかかっても強い素材を作ることに特に関心があるようだ。この素材をどのように作るかを定義するだけでなく、車のさまざまな部分に使用するいくつかのプロファイルも示している。ルーフを支えるピラー、フレームレール、クラッシュバンパーはすべて異なる断面を持つことが示されている。

この文書の法的詳細によれば、このシャシーを開発するのはマツダだけではない。特許は日本の自動車メーカーと新日鉄化学マテリアルの両方に譲渡された。つまり、マツダはカーボンファイバー構造の開発経験を持つパートナーと協力しているのだ。

言うまでもなく、マツダのカーボン・シャシーがいつ市販されるかはわからないが、マツダのようなエンスージアスト向けの自動車メーカーが舞台裏で何を研究しているのかを知るのは、いつも興味深い。マツダがカーボンフレームのおかげで競合車よりかなり軽量なハイブリッドや電気セダンを販売する日も近いかもしれない。期待して待ちたい。

【参照】https://www.motor1.com/news/709740/mazda-carbon-fiber-chassis-patent/

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