トヨタスープラGT4 100th Edition トリビュートモデルが欧州で100台のみ販売開始

トヨタは、スープラのGT4レースカーの100台目の誕生を記念して、公道走行可能な限定モデルを発売します。モータースポーツをイメージしたトリムとアクセサリーを備えたこのモデルは、ヨーロッパの顧客に100台のみ提供されます。

日本（こちらも100台限定）で最初に発表されたこのモデルは、明るいオレンジ色の塗装、19インチの軽量合金ホイール（スポーティなマットブラック仕上げ）、GR Supra GT4とのつながりを示す黒いGRブランドのブレーキキャリパーを装備しています。

インテリアは、耐久性と高級感を高めたスエード調シートカバーを装備しています。トヨタによると、これらは、ドライバーに究極の触覚的シフト体験を提供するスエードのシフトノブとマッチしています。

外装の色は、トランクマットのオレンジ色のステッチや、”GT4 100th Edition Tribute”のグラフィックが入ったカーボンファイバーインサートなど、インテリアにも引き継がれています。ドアを開けると、ダッシュボードの運転席側に、モデルの限定性を強調するパネルが見えてきます。

2024年式トヨタGRスープラGT4 100th Edition Tributeは、3.0リッターモデルをベースにしています。ボンネットの下にある直列6気筒エンジンは335馬力（250 kW/340 PS）を発生し、6速マニュアルトランスミッションと接続されています。

このマニア向けのパワートレインは、インテリジェントコントロールシステムを搭載しており、ドライバーがシフトアップするときにはトルクを優先し、シフトダウンするときには一定のトルクを維持するようにエンジンのチューニングを変更します。また、マニュアルトランスミッションは、オートマチックトランスミッションよりも最終減速比が短いため、より応答性の高い加速が実現されています。

さらに、GRスープラGT4 100th Edition Tributeは、マニュアルモデルに合わせてチューニングされた、パフォーマンスを最適化した再調整されたサスペンションを装備しています。アップグレードには、前後アンチロールバーブッシュに剛性の高い加硫ゴムが使用され、ショックアブソーバーが再調整され、パワーステアリングの設定が変更されています。

モデルの価格はまだ発表されていませんが、モデルはまもなくヨーロッパで発売される予定です。