2024 スタイルと実用性を向上させたホンダ新型N-BOXを発表

ホンダ

ホンダは3代目となるN-BOXを日本で発表した。この軽自動車は、先代の特徴的な箱型のスタンスはそのままに、進化しながらも洗練されたエクステリアデザインと、より実用的なインテリアを特徴としている。

新型ホンダN-BOXは、素人目には見慣れたデザインに見えるが、2017年にデビューした先代と直接比較すると、ボディワーク全体が一新されていることがわかる。フェイスは、ボディ同色のグリルカバー、人の目を模した丸型LEDグラフィックをセットした新鮮なヘッドライトのペア、彫りの深いフェンダーを強調するワイドなロアインテークなど、よりシンプルなレイアウトとなっている。

プロフィールは、ブラックのピラーやスライド式のリアドアはそのままに、グリーンハウスに若干の手を加え、キャラクターラインを新たにした。リアエンドには、巨大なテールゲートを挟むように、より薄型のLEDテールライトも装備されている。さらに、オプションの「ファッションスタイル」パッケージでは、ホワイトのミラーキャップとドアハンドルが追加され、ボディ同色のセンターキャップ付きデュオトーン・ホイールが装着される。

ホンダは標準モデルの他に、よりスポーティでプレミアムなスタイルを採用し、視覚的に差別化したN-BOXカスタムも用意している。最も顕著な変更はフロントで、カスタムは大型のグリル、異なるLEDヘッドライト、その間のフルワイドLEDバーを採用。フロントバンパーにはスポーティなインテーク、サイドスカート、リアバンパーにはフェイクインレットが装備される。コーディネーション・スタイル」パッケージは、ダーククロームトリム、ブラックアルミホイール、バイトーンのエクステリアを追加する。

さらにホンダは、N-BOXとN-BOXカスタムの両方に、スタイルと利便性を追求したさまざまなオプションアクセサリーを用意している。先代モデル同様、後部にスロープを備えた車いす仕様車も用意されている。

室内では、N-BOXのインフォテイメント用に独立した9インチのタッチスクリーンが採用され、新しい2本スポークのステアリングホイールの後ろに7インチのデジタルメータークラスターが組み合わされている。ホンダのデザイナーは収納スペースに重点を置き、軽自動車のファミリーフレンドリー性を向上させた。実用的なサイドポケット、4人全員分のカップホルダー、ダッシュボードの高い位置に設置された新しい棚など、軽自動車の家族向け性能を向上させている。標準モデルには明るい色のプラスチックとファブリックが採用されているが、カスタムにはダークな色調のレザー調シートが採用されている。ホンダセンシングが標準装備され、フロントエアバッグとサイドエアバッグも装備される。

ホンダは詳細な仕様を発表しなかったが、新型N-BOXには自然吸気とターボのガソリンエンジンが用意されることを確認した。これらのエンジンは、既存の658ccモーターの改良版で、それぞれ58 hp(43 kW / 58 PS)と63 hp(47 kW / 64 PS)を発生すると思われる。2024年の発売が正式に決定している完全電気自動車のN-Vanから判断すると、ホンダはN-Boxのラインナップをゼロ・エミッションのバリエーションで拡大する可能性がある。

ホンダは、第3世代N-BOXの日本での予約受付を今月から開始するが、正式な市場投入は10月を予定している。

【参照】https://www.carscoops.com/2023/08/2024-honda-n-box-debuts-in-japan-with-improved-style-and-practicality/

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