三菱ミラージュ、2025年までに米国で生産終了へ

三菱

A地点からB地点へ移動するための新車が欲しいという厳しい予算の人々にとって、三菱ミラージュは頼りになるモデルだった。しかし、Automotive Newsが内部関係者の話を引用しているように、この安価で飾り気のない小型ハッチバックとセダンは両方とも生産中止となるようだ。5ドアのミラージュと4ドアのミラージュG4は、10年半ばまでにアメリカでのラインナップから外されると言われている。

もし本当なら、ミラージュは近年、クロスオーバーやSUVに人が集まり続ける中、廃止される多くの車のひとつとなるだろう。コックス・オートモーティブの調査によると、三菱の老朽化した車は、先月2万ドル以下で取引された唯一のモデルである。ハッチは16,245ドルから、セダンは17,245ドルからとなっている。

2021 三菱ミラージュ

オートモーティブ・ニュースの取材に対し、北米三菱自動車の広報担当ジェレミー・バーンズ氏は、ミラージュは当面どこにも行かない、と述べた: 「ミラージュは、現時点でも我々のポートフォリオの中で役割を担っていると考えています。ミラージュはエントリーレベルの役割を果たす車です」。しかし、販売台数は、2023年上半期の納車台数が44%激減したことから、エントリーレベルの車が減少傾向にあることを示している。2022年通年では、需要は前年比で31%減少した。

直接の後継車は予定されていないが、報告書によると、アウトランダースポーツは最近発表されたXforceに取って代わられるようだ。この小型クロスオーバーは、ミラージュの終焉後、米国における三菱のラインアップへの入り口となる予定だが、公式発表はまだなされていない。

噂によると、三菱は2026年にも、前年に発売されるリーフの後継となる完全電気自動車のクーペスタイルのクロスオーバーを発売する意向だという。同レポートによると、アメリカ市場向けのゼロ・エミッションピックアップトラックも計画中だという。

【参照】https://www.motor1.com/news/681947/mitsubishi-mirage-discontinued-2025-report/

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