三菱ふそう、未来的なスタイリングの新型大型トラックを発表

三菱

ダイムラー傘下の三菱ふそうは、10月25日に開催されるジャパンモビリティショー2023で、新世代大型トラック「スーパーグレート」のプロトタイプを発表する。多くの自動車メーカーに倣い、トラックメーカーもティーザーキャンペーンを開始し、次期モデルの未来的なデザインの断片を明らかにした。

三菱ふそうスーパーグレートは、同社のフラッグシップモデルとして1996年に登場した。現行型は2017年にデビューし、2021年にはレベル2のADASにアップグレードされた。ショットは意図的に暗くされているが、新型ヘビーデューティトラックは先代のスタイリングから大きく逸脱しているように見える。

ティーザーでは、スリムで低い位置に配置されたLEDヘッドライトと、キャブの全幅をカバーするようになったすっきりとしたデザインのグリルが明らかにされている。扶桑の文字はブラックのトリムに統合され、その上に三菱のエンブレムが配置されている。フロントガラスと左右非対称のミラーは従来のスーパーグレートとほぼ同じに見えるが、ルーフのエアロダイナミック・エクステンションは再設計され、ボディワークの他の部分とよりよく統合されているようだ。

パワートレインに関する情報はないが、現行モデルは376ps(280kW / 381PS)を発生する6S10型7.7リッターエンジンと、454ps(338kW / 460PS)を発生する6R20型10.7リッターエンジンのいずれかを搭載したモデルが日本で販売されている。どちらの直列6気筒エンジンにもターボチャージャーとインタークーラーが装備され、Stop&Startシステムも搭載されている。

今年初め、ダイムラーの三菱ふそうトラックがトヨタの日野自動車と合併することが発表され、両社は商用車の開発、調達、生産における取り組みを一本化することになった。この統合は2024年末までに完了する予定で、新会社の名称と企業構造はその時期が近づくにつれて発表される予定である。

【参照】https://www.carscoops.com/2023/10/mitsubishi-fuso-teases-new-heavy-duty-truck-with-futuristic-styling/

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