トヨタ・ランドクルーザープラドとスズキ・ジムニーは、その足跡はまったく異なるものの、最近最も注目されているオフローダーである。デジタルアーティストのTheottleは、トヨタとスズキのクロスコラボレーションからインスピレーションを得て、ジムニーのルックスを持つ架空のランドクルーザーベースのモデルを制作した。
スズキ・ジムニーには3ドアと5ドアがある。しかし、最も長いバリエーションでも3,985mm(156.9インチ)と、トヨタの新型ランドクルーザープラドより940mm(37インチ)短い。サイズに顕著な違いがあるにもかかわらず、小さなスズキのボクシーなラインは、架空のレンダリングが示すように、大きなトヨタのプロポーションによく合うことが判明した。サイドウインドウの凹凸も、現行ジムニーと旧型ビターラに見られる同様のスタイリングを参考にしたものと解釈できる。
欧州ではRAV4ベースのスズキ・アクロス、南アフリカではバレーノベースのトヨタ・スターレット、インドではグランド・ヴィターラベースのトヨタ・アーバンクルーザー・ハイリダーが有名だ。
それでも、ランドクルーザー・ベースのスズキが登場することはなさそうだ。結局のところ、トヨタ・ランドクルーザープラドには、よりプレミアムなレクサスGXという双子がすでに存在し、スズキは伝統的に、より小型で手頃なSUVセグメントに焦点を当てている。
とはいえ、Theottleのレンダーは、架空のワンオフSUVフラッグシップで群衆に差をつけたい筋金入りのスズキファンによる自主製作のインスピレーションになるかもしれない。
スズキブランドのトヨタ・ランドクルーザープラドのほかに、セオトルはその分身も手がけた。架空のトヨタ・ブランドのスズキ・ジムニーは、ランドクルーザーのサブブランド展開に先駆け、小型ながら高性能なオフローダーとしてイメージされた。
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