トヨタGRカローラ、新色シアンとシャシーボルトの改良を含むマイルドなアップデートを実施

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先日、米国仕様の2024年型トヨタGRカローラがデビューしたのに続き、同社は日本市場向けにも同様のモデルイヤーアップデートを発表した。そのハイライトは、新しいシアンメタリックのエクステリアシェード、改良されたシャシーコンポーネントの各種ボルト、そしてドライビングエクスペリエンスを向上させるというフロントエアダクトの若干の調整である。

新仕様では、シアンメタリックの外装色に、ブラックの内装とブルーのステッチを組み合わせた。トヨタは、既存のホワイト、グレー、ブラック、レッドのオプションに加え、この色合いで塗装された50台のみを製造する。この色はおそらく、昨年6月に米国仕様のGRカローラに導入されたブルーフレームと同じで、写真で若干違って見えるのはスタジオ照明によるものと思われる。

2024年モデルから米国でも導入されたその他の改良点は目に見えないが、モータースポーツで培った経験を活かして製品を改良し続けるというトヨタ・ガズー・レーシングのコミットメントを証明するものだ。

フロント・サスペンション・メンバー、ステアリング、ギアボックスの締結に使用されるボルトは、リブ形状のフランジが採用され、締結剛性が向上している。また、リヤサスペンションメンバーのボルトは、頭幅が若干広くなっている。トヨタのエンジニアによると、この新しいボルトによってステアリングのレスポンスと安定性が向上したという。

最後に、ホイールへのエアフローを最適化するために、フロントバンパーのエアダクトのデザインがわずかに変更された。これによってドラッグが減少し、ステアリングの安定性と操縦性が向上すると言われているが、その効果がドライバーに顕著に現れるかどうかはわからない。サスペンションのセットアップやターボチャージャー付き1.6リッター3気筒ガソリンエンジンに変更はなく、最高出力300ps(224kW / 304PS)、最大トルク370Nmを発生する。パワーは、6速インテリジェントマニュアルトランスミッションと、前後リミテッドスリップディファレンシャル付きのGR-Four AWDシステムを介して4輪に伝達される。

トヨタGRカローラは、本国では今年550台限定で販売され、価格は525万円(35,859ドル)。オーナーは抽選で選ばれ、9月11日まで応募を受け付け、2023年秋から販売を開始する。トヨタはまた、半導体不足が緩和されれば、このホットハッチを追加販売する可能性もあると述べた。

【参照】https://www.carscoops.com/2023/08/toyota-gr-corolla-gets-mild-updates-in-japan-including-new-cyan-color-and-improved-chassis-bolts/

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