2023 日産パトロール・ウォリアー、V8の咆哮と本格オフロードの実力を解き放つ

日産

日産パトロール・ウォリアーが、4WDの究極のオフロード仕様車としてオーストラリアで正式に発売されました。この車は、ニッサン・オーストラリアと提携した地元のエンジニアリング会社プレムカーによって開発され、同社の製品ラインにナバラ・プロ-4Xウォリアー、ナバラ・SLウォリアーに加わります。また、同社が開発した最も高価なロードゴーイング車でもあります。

プレムカーは、パトロール・ウォリアーの開発にあたり、強化された能力、ロードプレゼンス、完璧なサウンドトラック、そして優れた洗練の4つの主要な柱に焦点を当てたと言います。4WDの性能を高めるために、29mm(1.1インチ)のサスペンションリフトと、18インチホイールと横浜G015 295/70オールテレーンタイヤを装着しました。このタイヤは、リフトにさらに21mm(0.8インチ)貢献します。

さらに、パトロール・ウォリアーは、ベースとなった通常のPatrol Tiよりも40mm(1.5インチ)トレッド幅が広くなっています。また、アプローチアングル40度、デパーチャーアングル23.3度、再設計された油圧車体動揺制御システム、再開発されたフロントスプリングを備えています。車体下部にも変更が加えられ、新しいプログレッシブレートのリアバンプストップ、マルチレートのリアスプリング、積載量48kg(106lbs)の増加が施されています。

パトロール・ウォリアーは、4WDの愛好家にとって、究極のオフロード性能を求める最高の選択肢の一つとなります。

主な外観上の変更点としては、前述のホイール&タイヤパッケージのほか、ユニークなフロントバンパーアッセンブリー、ウォリアーブランドの赤いバッシュプレート、ブラックフェンダーフレア、新しいトウバー、リカバリーポイント、ブラックミラーキャップ、ブラックグリル、ウォリアーのデカールとバッジなどが挙げられる。プレムカーは、厚さ2.5mm(0.09インチ)のスチール製バッシュプレートも赤で仕上げている。

地元のバイヤーを興奮させる最後の変更点は、パトロールの5.6リッター自然吸気V8(最高出力298kW(400ps)/5,800rpm、最大トルク560Nm(413lb-ft)/4,000rpm)のインナーアニマルを解き放つことを約束するバイモーダルエキゾーストの装着だ。

パトロール・ウォリアーは全モデルがパトロールTiをベースとしているため、オフローダーとしての機能が満載されている。リアヘリカルリミテッドスリップディファレンシャル、ヒーテッドウィングミラー、フロント&リアパーキングセンサー、トラフィックモニターシステム、8インチインフォテイメントディスプレイ、6スピーカー、8シートなどだ。また、タイヤ空気圧モニタリングシステムや、インテリジェント緊急ブレーキ、インテリジェント前方衝突警告、インテリジェントレーンインターベンションなどの安全装備も備えている。

日産パトロール・ウォリアーの現地価格は101,160豪ドル(64,798ドル)からで、通常のパトロールTiの84,900豪ドル(54,383ドル)から大幅に値上げされている。

【参照】https://www.carscoops.com/2023/09/2023-nissan-patrol-warrior-unlocks-v8-growl-and-serious-off-road-credentials/

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