2024 レクサスLS、12.3インチ運転席ディスプレイを搭載して日本初公開

レクサス

ライバルの多くが新型となる中、レクサスLSは日本では2024年モデルまで同じ5代目モデルとして存続する。このフルサイズ・ラグジュアリー・セダンは、時代に合わせていくつかの技術的なアップデートが施されているからだ。その代表的なものが、対角12.3インチのフルデジタル・インストルメント・クラスターと新しいグラフィックだ。さらに、ドライブレコーダーが標準装備され、フロントとリアの映像をキャプチャできるようになった。

2024年型LSは、スマートフォンをデジタルキーに変身させ、ドアの施錠・解錠や車の始動ができるアプリに対応した。LS 500hを購入すると、レクサスは緊急時に便利な外部電源アタッチメントを提供する。

2024 レクサス LS (JDM)

12.3インチのタッチスクリーンが追加された2021年モデルでは、LSにも4輪ステアリングが追加されたが、後輪駆動モデルのみだったことを覚えている人もいるだろう。今回の日本向け2024MYでは、AWD装着車にも後輪ステアリングが採用された。今後、レクサスはラジエーターサポートブレースを一部仕様に装着し、ボディ剛性を高め、ステアリングレスポンスを向上させる。

また、エキゾーストパイプを支えるゴムの角度を変えて振動を低減させながら、両アクスルのサスペンションに手を加えたことで、快適性も若干向上しているはずだ。同じ目的で、コンフォートモードには後席の揺れを抑える機能が追加され、後席の乗員にスムーズな乗り心地を提供する。

JDM仕様の2024年型レクサスLSは、時速25マイル(約40km/h)までの渋滞をサポートするアドバンスト・ドライブ・システムを採用。また、歩行者や自転車、駐車車両への接近を自動操舵・自動ブレーキで防ぐ「Lexus Safety System +」を採用。

さらに、LS 500には並列駐車をサポートするアドバンスドパークが標準装備され、LS 500hにはこのシステムのリモート機能が追加された。つまり、スマートフォンの専用アプリを使うことで、電動セダンから降りて駐車することができる。

レクサスは2024年型LSを10月16日から日本で発売する予定で、価格は10,940,000円(現在の為替レートで73,500ドル)から17,990,000円(121,000ドル)までとなっている。

【参照】https://www.motor1.com/news/690015/2024-lexus-ls-details-specs/

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