レクサスRZに、ヒュンダイ・イオニク5 Nや起亜EV6 GTなどのライバルとなる高性能モデル「F」が登場するかもしれない。
最近、レクサスがヨーロッパとオーストラリアで「Lexus RZ F」と「RZ F」という名称の商標を出願していることが明らかになったが、これはパフォーマンス重視のバージョンが計画中であることを示す最良の兆候である。このような特許出願に期待されるように、同社が発売する可能性のあるモデルについての詳細は明らかにされていないが、RZ Fがどのようなものになるかは想像に難くない。
現在のフラッグシップモデルであるRZ450eは、71.4kWhのバッテリーパック、フロントに201ps(150kW)の電気モーター、リアに107ps(80kW)の電気モーターを搭載している。右足に308 hp(230 kW)の電気モーターを搭載することは、決して馬鹿にすることではないが、527 hp(393 kW)のテスラ・モデルYパフォーマンス、641 hp(478 kW)のヒュンダイ・イオニク5 N、577 hp(430 kW)の起亜EV6 GTに比べると、かなり劣っている。
レクサスがRZ Fをこれら3車種の正当なライバルとするならば、標準モデルの電気モーターを捨て、より強力なものに交換する必要があるだろう。また、SUVに大きなバッテリーパックを搭載して、少なくともそれなりの航続距離を確保する必要があるだろう。
RZ Fは、1月の東京オートサロンで発表されたRZ450e Fスポーツ・パフォーマンスから視覚的なインスピレーションを得ている可能性があるとDriveは指摘している。このモデルは、メカニカルパーツは通常のRZ450eと共通だが、エクステリアデザインが劇的に変更されている。主な変更点としては、フレアしたホイールアーチ、よりドラマチックなフロントエンド、リアのツインスポイラーなどが挙げられる。
RZ Fも同様のデザインエレメントを採用する可能性はあるが、より幅広い層にアピールするため、もう少し控えめな外観になるのではないだろうか。
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