日産のハイパーパンク・コンセプトが次世代ジュークEVのインスピレーションに

日産

先日のジャパンモビリティショーで発表されたワイルドな日産ハイパーパンク・コンセプトは、EVに変身する次世代ジュークのデザインに影響を与えると予想されている。

日産は2030年までに19車種のバッテリー電気自動車をラインナップする計画で、将来のジュークEVは、クロスオーバーに変身する次世代リーフや、大型のアリヤの下に位置することが分かっている。ジュークEVは、電気自動車のヒュンダイ・コナや起亜EV3、ジープ・アベンジャーに対抗するモデルで、初代モデルや第2世代モデルと同様の大胆なデザインを維持する。

日産はティーザー画像を公開していないため、その外観を知ることは難しい。しかし、Auto Expressは、ハイパー・パンク・コンセプトの縦型LEDデイタイム・ランニング・ライトが、シャープなブラック・フェンダー・フレアや鋭角的な表面と同様に、市販化される可能性があると推測している。現行ジュークと同様、リアドアハンドルはCピラーに隠されたままとなる可能性もある。

将来のジュークEVは、ルノー5や日産マイクラにも採用されるCMF-B EVアーキテクチャーに支えられ、40 kWhと52 kWhのモデルが提供される予定だ。日産は、ジュークの大柄なボディを活かしてバッテリー容量を拡大し、58kWhと77.4kWhのパックを提供するとされる起亜EV3に対抗できるようにするはずだ。ルノーのジル・ルボルニュ最高技術責任者は、日産も固体電池に取り組んでいるにもかかわらず、新しいクロスオーバーがニッケルマンガンコバルト化学を使用することを確認した。

「次期リーフ、次期ジューク、次期マイクラ、(ルノー)5とR4は、この化学にこだわるだろう」と彼は語った。

ジュークEVのパワートレインに関するその他の詳細は、あまり定かではない。Auto Expressは、シングルモーター、前輪駆動モデルが最も可能性が高いが、アリヤに似たデュアルモーター、全輪駆動のセットアップがフラッグシップモデルに提供される可能性もあると指摘している。

【参照】https://www.carscoops.com/2023/11/nissans-hyper-punk-concept-to-inspire-next-gen-juke-ev/

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