トヨタ、ハイランダーの2024年廃止の噂を払拭

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トヨタのラインナップの中で、ハイランダーは複数存在する可能性があることが判明した。最近のネット上の噂とは裏腹に、トヨタ自動車は販売台数が低迷しているにもかかわらず、北米でハイランダーの標準モデルの販売を継続する意向を表明している。

どうやらこの噂は、YouTubeクリエイターのKirk Kreifelsという人物が、2024年のモデルイヤー末までにハイランダーが消滅すると予測したことに端を発しているようだ。その後、この噂はRedditを含む他のメディアにも広まり、我々が最初にこの噂を読んだのもRedditだった。Kreifels氏は正式な確証がないことを認めているが、クロスオーバーがトラブルに見舞われていることを「耳にしている」と主張している。しかし、トヨタの広報担当者はそうではなく、このモデルが継続されることを確認していると語った。

「トヨタ・ハイランダーは、3列シートSUVとしてトヨタのラインナップの中で重要な役割を果たし続ける」と広報担当者は語った。”トヨタは今年9月にハイランダーの2024年モデルを発表し、ハイランダー・ハイブリッド・ナイトシェイド・モデルを追加した。”

広報担当者は、自動車メーカーが今年11月までに157,213台のハイランダーを販売したことを確認した。2023年1月から9月までのハイランダーの販売台数は138,178台で、(グランドハイランダーは含まず)RAV4(30万2,000台)、カムリ(21万7,000台)、タコマ(17万9,000台)、カローラ(16万5,000台)に次いで、トヨタおよびレクサスで5番目に売れている。

しかし、9月(トヨタが最後に四半期ごとの販売台数を発表した時期)の同車の販売台数は、それまでの1年間で16%減少している。

残念ながら、グランド・ハイランダーの販売が開始されたのは今年に入ってからなので、累計の数字を直接比較することはできない。9月に限って言えば、両モデルの販売台数はほぼ互角で、グランド・ハイランダーがプレーン・ハイランダーをわずかに上回っただけだった: 10,177対9,407である。

グランド・ハイランダーの導入後、ハイランダーの販売がやや鈍化していることは、驚くべきことではない。セコイアや4ランナーのようなボディー・オン・フレームのSUVは望まないが、これまで以上に広い3列シートのクロスオーバーは欲しいというトヨタ顧客向けの新しい選択肢なのだから、小型モデルの顧客を奪うのは当然のことだ。

興味深いことに、ハイランダーとグランド・ハイランダーの販売台数を合わせると、昨年、大型モデルが導入される前のハイランダーの販売台数とほぼ同じになる。このまま販売がグランドハイランダーの方に傾き続ければ、トヨタは小型クロスオーバーのラインアップにおける位置を再考するかもしれないが、今のところはハイランダーにこだわり続けているようだ。

【参照】https://www.carscoops.com/2023/12/toyota-dispels-rumors-of-the-highlanders-demise/

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