2030年までに電気駆動の日産GT-Rが登場するかもしれない

日産

日産GT-Rのルーツは2001年のスカイラインGT-Rコンセプトまで遡る。その由緒正しい年齢にもかかわらず、この日本のスーパーカーは2023年に米国での販売台数が584%増という素晴らしい業績を残した。それでも、R35世代は後継車を切実に必要としている。

昨年10月のジャパンモビリティショーで、日産は次世代車の見通しを示唆した。この目を見張るようなハイパーフォースは、そのクレイジーなデザインと1,341馬力の約束で東京のショーを席巻した。フロントとリアのモーター、全輪駆動、バタフライドア、そしてピクセルのようなGT-Rのロゴを備えていた。現在、同社のプログラム・デザイン・ディレクターは、この人目を引くコンセプトが2030年までに市販モデルに進化する可能性があることを示唆している。

日産ハイパーフォース・コンセプト

Autocar』誌との対談で、ジョバニー・アローバはハイパーフォースについて「大胆だが、10年後までに実現する具体的な夢」と語った。彼は続けて、「形、プロポーション、スタンスは純粋な空想に基づくものではない」と述べた。コンセプト発表後に日産が受け取ったフィードバックについては、さまざまな意見があった。次期スーパーカーは内燃機関を維持すべきだという意見もあれば、オール・エレクトリック・セットアップに「かなり肯定的」な反応もあった。

日産のグローバル・プロダクト・ボスであるイヴァン・エスピノーサは以前、電気GT-Rを発売する前に固体電池が成熟するのを待つ計画だと語っていた。ハイパーフォースはデュアルモーターセットアップだったが、エスピノーサはR36に3つ目、あるいは4つ目のモーターを搭載する可能性を否定しなかった。さらに、軽量化のためにバッテリーを小型化したホットなニスモ・バリアントについても簡単に言及した。

日産はすでに、固体電池を搭載したEVを2028年に発売すると発表している。同社は、リチウムイオンバッテリーに比べてエネルギー密度が2倍、充電速度が3倍になることを約束している。同社の欧州R&D担当副社長デビッド・モスによると、まったく新しいプラットフォームが必要となるため、これらの次世代バッテリーは既存のモデルとは無関係のEVを駆動することになるという。さらにモスは、固体電池は大型SUVやピックアップトラックの生産可能性を高めると述べた。

【参照】https://www.motor1.com/news/703315/nissan-electric-gtr-2030-possible/

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